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2003 年
5 月
12 日 心の豊かさを支えるものは目に見えない 〜さわやか早苗日記24〜 |
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午前9時、アイユーほたかへ、老人介護や介護制度について現場の声を聞かせていただきたく訪ねました。所長の有賀さんは保健婦、助産婦、看護婦さんを経験され、ここでは介護支援専門員(ケアマネージャー)として、介護の相談から支援、実際の介護など何でも行う、"さわやかに働く女性の鏡"と思えるような素敵な方でした。これまで安曇平では老人は家族がみるのが、お嫁さんがみるのが当たり前とされてきたが、介護保険制度が始まり、お年寄りが昼間一人で過ごす(日中高齢者世帯)のではなく、公でみることの大切さが認識されつつある。しかし、まだまだ使われていない場合もあり、また本人がサービスを選べる制度であるにもかかわらず使い方を知らない場合が多い。そこでお年寄りの話に耳を傾け、何に困っていて、解決するために使える枠の中で一番良い使い方は何かを一緒に捜し、プランし、相談役になるケアマネージャーの役割が大切になる。ケアマネージャーは老人とサービスを提供する側の間で、常に中立の立場に立ち、お年寄りの自立を支える大事な仕事です。移動時間も含めてケアマネージャーが訪問できるお年寄りの数は1日せいぜい4、5件。しかし、現在の介護制度では一人のお年寄りがケアマネージャーに使える金額は1月で8500円、これでは週に1度ぐらいしか訪問できない。お年寄りとサービスする側の両者をつなぎ、お年寄りの話を聞き、相談相手になり精神面をささえる、大切な仕事だが、これは物理的に目に見えてこない仕事。このような、本当の意味の心の豊かさを支える大切なことには価値を与えず、目に見えることばかり重視する日本社会。物理的な豊かさばかりを追求してきた、まずここから改めないと、私たちは本当の意味での幸せを手に入れることは出来ない。 午後はトライアルしなのの学習会へ参加させていただいた。長野県企画局長の田山さんから、長野県民満足度調査の概要を聞き、県として取り組むべきこと、企画局の15年度主要事業について説明を受けました。その後、続けて前島章良さんの話を、明後日、私たちが開く「前島章良さんと、これからの県の教育行政を考える学習会」の準備を兼ねてお聞きしました。前島さんもまた、お子さんをいじめで亡くされれたという、人として本当に辛い経験の上に立ちながら、本当の意味の心の豊な社会にするために、教育の現場を外から見つめ、身をなげうっている方そんな印象を持ちました。 | ||
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