北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2003 年 9 月 22 日
垣内氏を訴えている住民が知事に面談、県民として見つめた私
〜さわやか早苗日記112〜
 9月県議会に知事から監査委員に垣内前県議をという提案があります。聞いたときに「えっ?」と耳を疑い、「なぜ?|と思った。
 なぜの答えは、知事から直接聞いておらず、マスコミなどは面白可笑しく解釈している。私は「えっ?」の部分を調べており、今日はその一つ、垣内氏の辰野町町長時代の不法行為に対して住民訴訟を起こしている辰野町民の皆さんが、この人事案件を提出しないよう求めて知事室を訪れると聞き、県庁へ行った。

 訴訟団87名の町民の内10名ほどが、訴訟代理の松村弁護士の事務局男性とともに、15分ほど知事室を訪れ、知事は住民達の方を見たり、時々自分のパソコンを見たりしながら面談、私は県民ホールでこの様子を見つめた。
 その後記者会見での住民代表と事務局男性の話によると、垣内氏は町長時代に大型店進出に絡み自動車会社に保障費6700万円を口約束、町からの支出には議会の議決が必要であることを伝えたり、議会で承認を得るための措置を講じなかった。その後、垣内氏は町長選で敗れ、議会もこの支出を承認しなかったため、自動車会社は長野地裁伊那支部に提訴、裁判では辰野町に約900万円の損害賠償を命じ、町は利息や弁護私費用を含め1700万円を支出。また判決の理由は、先の垣内氏の町長としての行為が不法であったからというもの。そこで不法行為により町に損害を与えた1700万円の返還を垣内氏に求めて、町民が訴訟を起こしたが、垣内氏は何一つ明らかにしようとせず、1年以上も経過。
 これらのことから住民達は垣内氏は監査委員として不的確と知事に申し入れた。
 知事は「もうすでに発表してしまっている、取り下げる気はない。議会の議員が判断すること。欠点のない人間はいない。過去のことばかり責めて不的確とするのはどうか。前島氏と比較して裁判中というのは理由にならず、頭から黒と決めつけるのは人権感覚に欠ける」などと話したそうだ。
 知事の発言には誤りがある。伊那地裁では垣内氏の不法行為によるとすでに判決が出ている。また、前島氏は訴訟を起こしている立場、垣内氏とは立場が逆。

 今日訪れた住民は辰野の商店街の経営者など5、60代の普通の住民だった。監査委員は知事のために監査をするのではない、住民のために監査をするのだ。前議会で否決された内山氏らはまさに住民のために監査が出来る人だった。
 否決した議会も、今の知事も私には悲しく思える。

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