北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2003 年 10 月 25 日
「良いものを守り新しいものを得ていく」為の合併論議を
〜さわやか早苗日記133〜
 豊科高校創立80周年記念に出席。生徒会長の「80周年というのは僕らにとっては通過点。伝統を守るだけでは発展しない、良いものを守り新しいものを得ていく、当たり前のことだけれどこれを続けたい」という立派な挨拶に感激。

 夜は堀金村の共産党村議や村民の方が、県のまちづくり支援室の職員を招いて行った、合併を考える学習会に参加、堀金村職員も参加。私がいつも色々教えてもらっている支援室長の林さんは、県内の各地に出前講座に出かけ、町村を実際に支援しており、合併について考える上で何が大事か分かりやすく説明。実践を積み重ね、色んな地域の情報も知っているから、そんじょそこらの大学教授などより、ずっと素晴らしい話だと私は思っています。
 昨年秋、地方制度調査会における小寺群馬県知事の「小さなものの考え方を大事にしないとたくましい社会にならない」という発言などが書かれたペーパーを、田中知事は林さんたちに示し、「自治を基本から考えてみたら」と言ったそうです。
 その後、今年2月には「自律する自治体をめざして」という報告書、9月には「市町村自律支援プラン」を発表する中で、合併しても、しなくても、自立をめざす自治体を応援しようという姿勢を長野県として打ち出しました。
 住民からは「最初に合併ありきで進んでいるので、説明会があっても村民の間には出ていっても無駄という気持ちもあり、関心が薄い。どうしたらよいか、もう遅いのか」という質問。「今からでも遅くない、村にお願いして、合併しないプランもつくってみたら?感心のある人が100人ぐらい集まってつくるのはどうか。二つがあって初めて、住民は合併する・しないのどちらで進めるか考えることが出来る」と県からの答え。
 国全体で700兆円(国民1人当たり540万円)の借金のつけを、これ以上子供達に負わせない仕組みづくりを考えるのは、大人の責任。合併しても、しなくても切りつめなくてはやっていけません。大人が自分たちの地域をどの様な形で子供達に残したいのか考えることが大切で、それが自律に繋がるはずです。
 高校生の言った「良いものを守り新しいものを得ていく」、大人も合併を考えることを機会に、それをやらないと。
 また行政側はどちらかに導くような資料の出し方ではなく、住民にはありのままを示して欲しい。合併すれば大丈夫と誤解されるような資料の出し方では、住民の意識は高まりません。

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