北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2003 年 11 月 15 日
「ドイツ・環境スタディツアー」報告、再生可能エネルギー法
〜さわやか早苗日記150〜
 田中知事の応援で知り合った友人の日独市民交流ネットワークと、松本大学等が共催で開いた出前授業「地球環境と21世紀の文明のあり方〜若者と一緒に考える世界と地域の環境〜」を聞きに行った。
 ネットワークが5月に行った「ドイツ・環境スタディツアー」で、バイオマスガスプラントや木質バイオマス発電などを見学した報告を、NPO法人e&g財団研究所の村田さんが行った。
 ドイツでは再生可能エネルギー法が2000年に施行され、電力会社に対して、バイオマスや風力発電でおこされた電気の高価買い取り保証価格を決めているそうです。日本では3〜4円/kwhで買いたたかれているのに、ドイツでは14円/kwh。これにより、1億5千万円ほどの設備投資も、売電による年間3400万円程の収入で4〜5年でpey、農業基盤の強化を含めて農家がバイオマスや風力発電などに投資。ドイツは脱原発宣言もしていて、原発にばかり力を注いでいるどこかの国とは大違い、うらやましい限り。
 また、ドイツでは1971年に環境基本法が制定され環境教育に力を入れてきたが、最近ではこれまでの反省のもと、教え込むのでなく行動を促すために、子供達に興味を持ってもらう取り組みに変更、森の幼稚園がはやっており、100箇所以上あるとのこと。これはスウェーデンのムッレ教育を参考にしたのかな?
 また省エネに力を入れるべく、子供達が学校などで目標を決め工夫し省エネ出来た分をお金で換算し半額を自由に使える、フィフティー・フィフティーという面白い取り組みもしているとのこと。

 國學院大學の古沢教授の講演会もあり、持続可能な社会へ向けて日本の各地での取り組みなどが紹介された。ドイツで環境への取り組みが盛んなのは、環境を重要政策に掲げない政党は支持さないから(日本では逆で票が集まらない)。これにより環境税の導入が可能に。
 環境に負荷をかけるものには税金がかかり、たとえば、バイオディーゼルの菜の花オイルは原料費では高くついても環境税がかからないのでスタンドでは安く買えるというシステムになる。
 出前授業では松本大学の学生などが、「地球経営と科学」の授業を受けて一人暮らしでもゴミの分別を心がけるようになったことや、グリーンツーリズムの体験などを発表したり、松本深志高校の生徒も受講した。
 なお、「ドイツ・環境スタディツアー」報告は本になっていて一冊700円、問い合わせは百瀬さん(TEL0263-92-3518)。

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