北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2003 年 12 月 3 日
「造る」から「創る」ことで、夢をかなえよう
〜さわやか早苗日記160〜
 穂高町豊里に生まれ育ち休耕田で花づくりをしながら引きこもりの方々のケアハウス「有明の家」を支援する浅川さんと、心につまづきを持つ方々に寄り添う虹の村診療所の小林Dr.たちと一緒に、穂高町民会館会議室で「穂高町山ろくのまちづくりを考える学習会」第一回目を行った。
 診療所横の県道に歩道を今県が造っている。しかしここは、穂高町の観光の顔にあたる部分で、安曇野にあこがれ多くの観光客が訪れる場所。同時に、安曇野に暮らす人のなかにも心の安らぎを求めてここを散策したいと願っている方がいる場所である。ここが単に車両通過のスムーズさを求めるために歩道をつけるだけのそんな無機質な道路になって良いのだろうか?道路が本来の意味での道になるためには、歩く人や自転車に乗る人、車椅子の方が安心できる道になる必要がある。そして安心とは安全性だけの問題ではない。毎日同じ道を歩いていても楽しい、気持ちいい、そんな道だったらどんなに心安まるだろう。
 歩道には木陰があり、所々ベンチが置いてあったり、花が植えられている。眺めていると沿道の家の庭にも花の道が続いている。のぞいていたらそこの家のおばあちゃんが「中にはいって見て行きまっしょ」・・・。観光客が、ここはスピードが制限されている道なので、ゆっくり走っていると、何となくいい感じのところなので、農家の女性たちの経営する農産物直売所横の町営駐車場に車を止め、歩いてみた。帰りには直売所で美味しそうな手作りのおふくろの味をお土産に買ってみた・・・。
 山ろくの景観がここに暮らすものにとっても、観光客にとってもこんな風であるのは夢なのだろうか。多くの人が願っているけれど、皆あきらめてはいないだろうか。どのようなまちに暮らしたいか人それぞれ夢があるだろう、この学習会をきっかけに、皆で夢を煮詰め「まちづくりのビジョン」を創り、それがかなうよう頑張れないだろうか、学習会にはそんな思いの人が30人程集まった。
 また県の「出前講座」を利用したら、県職員の方が10人、穂高町からも5人も来てくれ驚いた。豊科建設事務所長の言葉「田中知事になり、(山ろくでは)ダム、松糸道路、烏川渓谷緑地、国営公園、公園アクセス道路が中止や規模縮小になった、これからは自然環境と景観に配慮し、今あるものを最大限に活用したい」が印象的。これまでの"造る"ことから、これからは"創る"ことが求められている。仲間はいつでも募集中。
穂高町山ろくのまちづくりを考える学習会

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