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2003 年
12 月
12 日 背広組の仲間により、否決されてしまったイラク派遣中止意見書 〜さわやか早苗日記167〜 |
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岩手県議会ではイラクへの自衛隊派遣中止を求める意見書が可決されたそうです。 長野県議会では一般質問最終日の今日、質問終了後に自衛隊派遣に関する二つの意見書が出され採決が行われた。 一つは「中止を求める」3号議案、もう一つは「派遣が前提だが慎重に」という4号議案。前者は現在のアメリカ・イギリス主導による枠組みから、「平和」を求めて、国連主導による人道的復興支援に切り替えることを求めるものだ。 これに対して、後者はあくまでも米英主導による枠組みの中で復興を行えという「侵略戦争」を認めるもの。イラク国民の立場になって考えてみたら、どちらに来て欲しいか、どちらが敵かは明白、連日繰り返される痛ましい事件の原因も、イラク国民にとって米英による「侵略戦争」が終わっていないからだ。 私は前者の3号議案に賛成したが、長野県議会の結論は、25対31で3号議案「中止を求める」意見書は否決、4号議案「派遣が前提」の意見書が可決された。中止可決の岩手県議会とは違い、満蒙開拓団を日本で一番沢山送り出した信濃教育会を掲げる長野県らしい選択だ!と言ってやりたくなった。 田中知事は議会終了後の記者会見でこの採決に触れ「私は中止を求める3号議案の方に賛成。変だなと思うのが、3号の方は議案説明があったのに、4号(派遣前提)は議案説明がないこと」と話していた。 また採決は初め、"誰がどちらに賛成したか県民にとって分からない起立採決"で行われる事になっていたが、"誰がどちらに賛成したかはっきり分かる記名採決"を求める意見が出され、10人以上の賛成で記名採決になった。 「派遣前提」に賛成した自民党の議員の席の方からは、「こんなものに、いちいち記名採決が求められるんじゃあなあ」という声が聞こえて来た。「戦争を起こすのは最前線の制服組ではなく、安全地帯の背広組」と田中知事は答弁で言っていたが、安全地帯の背広組の仲間は、議会でも、"正々堂々責任の所在をハッキリさせる事"を、できることなら避けたいらしく、安全地帯に居たいらしい。 教育に関する一般質問が幾つかあったが、私は日本の教育にかけているものに「自分の意見が言える人」を育てることがあると思う。200年間戦争のないスウェーデンでは、「レジでおつりの計算がサッと出来なくても、原発についてどう考えますかと聞かれた時に自分の意見がハッキリ言える人」を育てる教育が行われている。 | ||
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