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2004 年
2 月
19 日 自律の町づくりは、世界に向けた発進と幸せとは何?から始まる 〜さわやか早苗日記210〜 |
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今日は、穂高町山麓まちづくり懇談会の学習会を小岩岳公民館で行った。今回は穂高町のまちづくりの歴史を学び、町と住民が協働でまちづくりを行う方法を探ってみたいというメンバー達の希望で、町に出前講座をお願いし、まちづくり担当者をはじめ都市計画課、道路建設課などから6人もの職員が来てくれ、また県豊科建設事務所からも2人の職員が来てくれた。参加住民はいつものメンバーの他に、一回目の学習会に参加した人がまた来たり、新聞に掲載された記事をみて新たな参加者もいて、少しづつ広がってきていることを嬉しく思った。 町の職員がつくった資料には、穂高町の土地利用の現状と課題、まちづくり条例制定の歴史や特徴、法制度からみたまちづくり条例、今後の方向性などが、わかりやすくまとめられ大変参考になった。 中に「条例による土地利用のゾーニングにより開発事業が地域的に制限され、住民がその恩恵を受けていることは事実。しかし住民が実感しているかは疑問である」という説明があった。これについて住民から「今日の説明で、町なりに取り組んでいることがわかったが、穂高町は何もしてくれていないと言う住民の声をよく聞く。住民の実感がないのは、見える形にしていないからである」という意見があった。 また、穂高区では住民からの希望で推進地区指定が実現したが、町が昨年田園風景を残すために豊里地区(虹の村診療所のある、穂高町山麓風景の代表的地区)を、まちづくり推進地区指定してはどうかと豊里住民に働き掛けたところ、推進委員の応募が一人しかなかった。住民のやる気がないのだろうか?違う形のアプローチが必要ではないか? 私は、先日市民からのアセス方法書をワークショップでつくった話をし(2/16の日記参照)、「豊里に住む住民や土地所有者の意見や意志が尊重される必要はあるが、ここを穂高町全体の財産と考えれば、他地域の者も関わって良いのではないか?当該地区だけでは利害がぶつかってしまう可能性があるが、よその人、専門家やシロウトなど色んな人が意見を出し合う中で、良い形にまとまっていく事が考えられる」と話した。 ペンションオーナーの方が応援してくれ、「町は行政と住民との協働の手引書をつくったが、豊里地区とエリアについて関心を持つ人たちとの協働と考えたらどうか。豊里地域のまちづくりに関心を持つ人たちがワークショップでつくったもので、豊里地区の住民は、自分たちが居住している地区がどの様に思われているのか認識でき、自分たちの地区のまちづくりの参考に出来る」と話した。町は「前向きに検討したい」と言った。 また小林Dr.が「しゃくなげの交差点あたりに、植栽の美的なモデル地区がつくれないか」と意見を言うと、ペンションオーナーが「どういう緑や植栽が自然景観とマッチするかコンペをしたらどうか。世界中から求め穂高モデルを創る。良いモデルが必要で、そのためなら町民も税金を使うことにノーとは言わない。世界に向かって発進する、町はそういう発想を持って欲しい」と話した。このほど住民アンケートで合併ノーが11.6%も上回った穂高町が、自律を考えて行くときに、このような先駆的な取り組みが重要になるはずだ。今夜は、日本中のどこにもないような素敵な田舎の町づくりができる可能性があると、みんなワクワクしたのではないかな。 「まちづくりで大事なことは、自分の幸せは回りの人々の幸せによって成り立つと言う考え方」という意見があったが、これは有明の家や小林Dr.の虹の村の精神でもある。心と心が結びついた小さなコモンズが繋がって、自律した素敵なまちが創られるのだと思う。 | ||
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