北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2004 年 2 月 26 日
否決議員は自らの責任を認めるのか?諦めていたことが叶う信州に
〜さわやか早苗日記213〜
 県議会が12月県会で県産材の事前調達を否決され、調達が間にあわず使用開始が1年先送りになってしまった稲荷山養護学校改築について、何とか予定どおりに開始できないかという意見が保護者や学校関係者からあると、TVニュースでやっていた。
 なにやら議会の中には、開始延期を、県産材にこだわる知事のせいにしたい向きもあると聞く。それを、事前調達を否定した議員がもし公然と言ったとしたら、その議員は、調達が間にあわないからやむを得ないので県産材にこだわらないようにと言っていることになり、自らの責任を認めたことになる。これは、事前調達に賛成した共産党の高村議員が、否決した議会の責任を追求した上で、子供たちのことを考えたらやむを得ず県産材にこだわらずにと言っているのとは、全く異なる。
 県産材にこだわらずにと言って良いのは事前調達を認めた議員だけだ。それを「知事がこだわっているから遅れる」などと、否決した議員が言ったら、自らの責任を放棄し、知事に責任にを押し付けていることになる。本当にこんなことを言う議員がいるのだろうか?見物である。
 もし、否決議員が「県産材にこだわらずに予定通りの使用開始で」と主張するなら、議会で自らの12月の判断の誤りを認めてから言うことだ。また、県産材でというのは、林業関係者や信州の森の育成を希望する多くの県民の願いであることも忘れてはいけない。その願いにたいしても否決議員は謝らないといけない。

 先日、乗鞍の楢の木地区の子供たちの通学の安全について日記に書いた(1/17日の日記)。昨年松本合同庁舎でこの話しをした時に「歩道設置は優先度からしたら無理では」と聞いていたので、どこに話してみようかと思い、県庁に来た時に教育委員会に聞いてみた。すると義務教育課長さんがすぐに話を聞いてくれ、訴えていたお母さんにすぐに連絡し事情を聞いてくれた。
 お母さんはPTA会長さん(私が調査に行った時もご一緒してくれた)や地区の保護者の方とあらためて話し合った。その内容から課長さんは、親と学校、安曇村、松本教育事務所と建設事務所など関係者が一同に会して話し合う必要があると考え手配、一昨日23日合同会議が実現した。
 初めに1時間程かけて通学路を歩いた。今年は雪も少なく例年の大変さは見られなかったものの、それでも親御さんたちの心配は関係者に理解してもらえたようだ。会議で挨拶を求められた私は「今回のことをきっかけに、行政の壁が取り払われ、子供たちの安全と保護者の方の安心確保が実現するよう願っています」と話した。
 保護者の方々からは、「これまで婦人会や地区からも要望を出していたが、解決に至らなかった。娘は車がすれ違った際、行き場がなく側溝に落ちて怪我したこともある」「ここ数年の問題ではなく、ずっと前からいつも地区では頻繁に話されていた事だ。しかし、組織のどこに要望を出して良いのかも分からず、所轄が違うと言ってたち切れ、話が進まず諦めが多かった。今回は非常にありがたい」「予算的に歩道設置が無理ならバス通学の公費負担を望む」という意見などがあった。
 行政のピラミッド構造の中でこれまでやって来た校長先生や村の教育委員会は、保護者の訴えで県教委が動いたことに戸惑いを感じていたようだが、私はこれまでのような一方通行のルートだけでなく、住民の声をに耳を傾ける方法はいくつかあった方が良いと思っている。複数のルートに門戸が開いたのは田中知事になってからではないだろうか。このようにして、誰もが感じている当たり前のことなのに諦めていたことが、実現して行ってほしいと思う。

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