北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2004 年 3 月 11 日
議場ヤジの数々、稲荷山養護学校建設は誰のためのもの?
〜さわやか早苗日記223〜
 一般質問4日目、相変わらずのヤジが飛ぶ県議会本会議場。「おいおい、そんなことも答えられねえのかよ」「はりたおせ」「わるだくみしてるんじゃねえよ」「知事くれえのでかい声しろ、おめえ」「議会をバカにしているのかよ、おい、何だと思っているんだよ」「暴力団の恐さを知っているのかア」・・・県の外郭団体見直しで検討中の暴力追放県民センターの廃止についての質問中などに、このような議場でのヤジを聞くと、妙に真に迫るものがある。

 さて、今日も一般質問の中で、稲荷山養護学校の使用開始1年遅れは、「12月議会で木材の事前調達を否決した議会のせいではない」と主張する議員がいた。なぜか正面を見ずに、端の方にいる私の方をずっと見て話をするので、「もしかして私に??」と、思わず手を振ってしまった。
 一般質問1日目の時に、木材の事前調達を否決した議員から、構造材にカラマツだけではなく木曽の檜も使うようにと発言があった。林務部長は「信州は植林されたカラマツの山林が多く、森林育成ためカラマツの有効利用の観点からも、信州産カラマツ利用のモデルとなるような稲荷山養護学校にする必要がある」「停滞する林業に活力を見いだすため、また、県産材の新たな流れを作り出すためにも、木材を出来るだけ良い状態で使用し、確かな品質の信州の木で造ったPRとなる建物にする必要がある」と理解を求めた。
 また、私の一般質問で触れたが、緑のダムとしての森林の育成による洪水防止機能を高めるには、放置されたカラマツの山林を強間伐し、針広混合林にしていく必要がある。それには間伐材やカラマツ材の利用促進をはかって行くことが、信州の山林の育成に繋がる。森林育成は大きな意味で捉えれば地球温暖化防止のうえでも重要。つまり、稲荷山養護学校を信州カラマツ材を使ったモデルとなる建物にすることは、林業関係者だけではなく、現在だけでなく未来の県民にとっても大切なことなのだ。

 更に、木の建物は障害を持つ子供にとっても良いはずだ。我が家はログハウスだが、木の家は本当に心が安らぐ。また、メンテナンスすれば、100年以上も保ち、50年保つと言われて30年しか保たない現稲荷山養護学校のコンクリートの建物とは大違いだ。
 田中県政にとって唯一の大型公共事業と言われる稲荷山養護学校は、そこに通う障害をお持ちのお子さんのためではあるが、県民の税金を使う県民のためのものである。だから、多くの県民の願いを叶えるためや、ずっと先の将来ここを利用する未来の子供たちのためにも造られるべきである。

 さて、宮川速雄議員が一般質問で「一昨日、**議員が、稲荷山養護学校の改築には木曽檜を使うべきだと、教育長に働き掛けをしました。私も、地元の関係者に聞きましたところ、それはやはり諏訪の唐松だとの答えが返ってきました。教育長、稲荷山養護学校の改築には、予定通り唐松にし、諏訪の唐松を使ってださい。お願いします。」と言ったら、最初のセンテンスにクレームがつき、議事録から削除されると明日の議会で報告されるそうだ。
 近視眼的な議員や、田中知事に訳の分からぬ意地を見せつけようとする議員たちへの、長野県の遠い未来を思う故の宮川議員の強烈な皮肉は、ちと、効き目があり過ぎたのかな?

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