| http://sanae.voicejapan.net |
|
2004 年
9 月
13 日 素晴らしいはずの中信地区廃棄物検討委員会が、何だかおかしい‥‥1 〜さわやか早苗日記297〜 |
||
|
昨日は、中信地区廃棄物検討委員会があり傍聴した。まず、11月14日に行う予定の一般廃棄物減量化をめざした『ゴミ減らし討論会』について話し合われた。発生抑制の推進に役立つ各地の取り組みや、ゴミの発生現場での様々な工夫・課題について、県民・事業者・行政が情報を共有、意見交換するために行われる。 中信地区検討委員会は、前吉村県政の時代に、豊科市田沢に予定されていた中信地区の廃棄物処分場建設計画に疑問を持った住民の、処分場NO!の申し入れで、廃棄物問題をどう考え、どうして行くかを検討する為に、田中知事によってつくられた。 2年間の検討で昨年3月に出された「廃棄物の減量目標と減量施策」の考え方はすばらしいものだ。それを実現し、進めることを目指して開催される『ゴミ減らし討論会』に期待したい。 さて、このようにすばらしい委員会だったはずが、「このごろすこ〜し変よ‥‥」と思える。「どうしたのかな??」 昨日の検討委員会の重大テーマに、中信地区廃棄物処理施設立地候補地選定に向けたSEA(戦略環境アセスメント)の再開があった。8月10日に知事に「SEAの再開とそのための補正予算措置」を提案したが、知事からは、「県が現在制定を目指している廃棄物条例と、SEAは密接な関わりがあるとして、直ちに再開することはない」という回答だった。 これについて、委員の穂高町長からは「条例が成立しなければ、SEAはどうなるのか?我々は人質に取られたようなものだ」という批判。原科委員長(東工大大学院教授)からは「穂高町長の言うことがよくわかる。県の条例策定委員会のやり方は良くない。違う立場の専門家が議論すべきだ。一方的に説明会を開くばかりの今の進め方では条例は出来そうもない。それにくらべ、我々がやって来た(中信地区検討委員会)は透明性が、ありすばらしいものだ」と。「3月までの任期期間を考えるとSEAは間に合うのか疑問だ。他の仕事を断ってつきあって来たのに」という意見も。 私はこれを聞いていて、おやおやと思った。中信地区検討委員会報告中の、廃棄物減量とそのための政策の必要性を訴える方向性は、今県が目指している条例と共通する。それなのになぜ、委員の穂高町長は条例の早期制定を他の市町村長に訴えないのだ。 一方的に説明という批判に対して、県の生活環境部長からは「条例については、県は上から見下ろす形ではなく、市町村と対等の立場で意見交換している」と説明があったが、県は意見を取り入れる努力をしている。理念は正しいと認めながらむやみに条例制定を拒んでいるのは、市町村長たちだ。 また、原科委員長は条例策定の為の円卓会議の議長にという知事からの依頼を断ったそうだが、方向性が同じなら引き受ければ良のに、なぜ断る?「構成メンバーがおかしい」という理由で断ったそうが、自分の思い通りに行かないメンバーだからということか? 私は、中信地区検討委員会がおかしくなった原因は、『SEAで処分場を造る』ことが委員会の目的になってしまったからだと思っている。 昨日の委員会で穂高町長は「この委員会がゴミ減らしが目的だったのかと思うと切ない」と発言。しかし、委員会でたてた目標の「平成14年から4年間で一般廃棄物1/3削減、産業廃棄物6割以上削減」は、3年経ったが達成されていない。 原科委員長は「減量化が進まないから、処分場の規模を大きくする必要も出てくる」とまで言っている。また「現在、産廃の不適正な処理が行われている分も計算にいれ、処分場は余裕を持っておかないとまずい」とも発言した‥‥。(続きは次回) | ||
|
|
| 当サイトの著作権は北山 早苗 にあります。 |