北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2004 年 10 月 10 日
行き当たりばったり県議会、予算のカットと日の丸掲揚の決め方
〜さわやか早苗日記309〜
 9月県議会が終わった。今回の県議会の感想を一言で言えば、「戦争のボタンを押してしまいそうな 、行き当たりばったり県議会」ということ。
 最終日には、4件の補正予算案をカットする修正案が可決された。
 山口村越県合併に関する県民意向調査費(約900万円)、間伐用高性能林業機械を購入し民間に貸出す事業費(約5000万円)、間伐カラマツ材を用いた家具製品を首都圏に売り出すマーケット開拓推進事業費(約200万円)、小中学生がスペシャルオリンピックスへ参加支援するための事業費費(2960万円)だ。
 知事に対して議会の意地を見せつけ、困らせてやろうとするもの。知事が田中知事であろうとなかろうと、どれも県政の重要施策の予算だ。それが、行き当たりばったりで根拠もなく感情論でカットされる。こんな嫌がらせは、県民にとって不幸としか言いようがない。
 あおぞらでは、林奉文議員と私が修正案に反対・原案に賛成の討論行った(下クリック)。

 本会議の前に、日の丸の議場掲揚が全員協議会ではかられ、全国で唯一日の丸を議場に掲げて来なかった長野県議会の歴史的意味や、日の丸を掲げること、掲げないことの意味等がなにも話されないまま、強行採決されてしまった。
 日の丸掲揚については、私が議員になる前の2002年、政信会から議会運営委員会で提案されたが、「賛否が別れている、強制すべきではない」という意見があり、全会一致が原則の議運では棚上げ状態で持ち越されていた。2004年2月県会の際の議運で再び持ち出され、各派代表者会に移されることが決り、代表者会で「議会の全員協議会で決める」「採決方法は正副議長一任」となった。この時議長だった小林議長は「単純に過半数ではなく、賛成が2/3以上、3/4以上とハードルをあげる必要がある」という認識を示した。ところが、古田議長になり、市民団体との話し合いの席で、議長は「小林前議長は新聞社にサービスで言っただけ」と発言、県民からも、9月県議会で持ち出されるのではと、心配する声があがっていた。

 案の定、最終日前日の代表者会で、急に」明日本会議の前に全員協議会を開き採決するということが決まり、あおぞらや共産党では、最終日前日に持ち出すやり方はまずいと議長に申し入れを行った。
 全員協議会には多くの県民が傍聴に来た。私は「日の丸については県民国民の意見が分かれるところである、県民の代表としてここにいるのだから、話し合いもせずに今日決めるのでは、県民に責任が果たせない、もっと議論を深めたい」と初めに発言、その後も林議員をはじめ、多くの議員から話し合いの必要性を言う意見が出された。
 しかし、議長は決め方の意見を聞いただけで、「この場で決めることに賛成の挙手を」と言い、過半数が手を挙げた。あおぞらや共産党等13人が退席したが、朝「十分な話合いを」と申入れたはずのトライアルしなのの木内議員から「2/3の賛成で決を」という提案があり、40対5の賛成で日の丸掲揚が決まった。
  私は、「県議会は人々の心に寄り添うもの。人の想い、自由な心を保証する、民主的な場でなくてはいけない。だから、日の丸は議場にふさわしくない」と考える。先人が残して来た伝統を、議論もせずいとも簡単に壊す、戦争のボタンを押すかのような、行き当たりばったりの県議会。山口村の越県合併についても県議会の判断は同じ。
 我があおぞらにも反省点がある。前日の代表者会であおぞらからは反対意見がなかったと指摘された。全協でも発言は私と林さんだけ。あおぞらとして県民に責任が果たせなかったことが、悔やまれる。
予算修正案に反対・原案に賛成の討論

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