北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2004 年 10 月 25 日
商工会の合併は、市町村合併の行く末を暗示?!
〜さわやか早苗日記313〜
 今日は松本市と周辺4村の合併調印式。同じ時間に別の場所では、安筑商工会と県会議員、県商工課長が意見交換する会があり、会費制(6000円)で、私は昨年も今年も参加した。
 さて、懇談での話題はもっぱら商工会の合併についてだ。長野県では1市町村1団体が原則での統合と、事業所数(会員)300以下の小規模商工会の連携の促進をお願いし、平成19年度からは統合・連携状況に応じて補助金を配分するというもの。これは、県の厳しい財政状況のもと、少ないお金をやる気のある小規模企業の育成支援に使うという方針によるものだ。

 これによると、東筑摩郡と南安曇郡の商工会はどうなるのか?
 行政が町村合併する安曇野5町村(穂高、豊科、堀金、三郷、明科)は当然、一つの商工会になる。また、行政が松本と合併する4村(梓川、安曇、奈川、四賀)も、松本と一つの商工会になる。行政が合併せず自律を選んだ波田町はもともと418事業所なので、単独。同じく合併しない山形、朝日村はそれぞれの商工会の独自性を残しミニ合併する広域連携型。麻績、本城、坂北、坂井村は4村で1つを考えていたものの、麻績が行政では自律を決めているので、どうなるのか?同じく生坂村は村長が自律を決めているので、どうなるのか?模索中。
 補助金は何れにしても今までと同じようには貰えないが、例えば300以下でも山形、朝日村のように連携すれば、85%はもらえるため、「毎週一度会議を開き、会員全員で、そういうことならと確認して来ている」とのことだった。
 「困る」と、一番不満を言っているのは、合併する安曇野5町村、松本市になる4村。一つの市町村単位で補助金が算定されるようになるからだ。「商工会合併にむけやっと協議会を持ち始めたところだ、合併しなくてはいけないとは思うが、(5つが一つになるのは大変なことだから)もっと長い緩和措置が欲しい」「松本と合併したら、小さい我が村の商工事業所は目が向けてもらえなくなると思うと、心配だ」などという話が出た。

 私はこれを聞いていて、おそらく商工会としては行政の合併は賛成して来た立場であり、合併すれば商工会とて一つになっていくことがわかっているのに、今になって「それは困る、県の責任でなんとかして欲しい」と言うのは何故なのか、不思議に思えた。
 会長さんが「知事の方針は、小さくなればかわいがる、大きくなれば痛めつけるようだ」と挨拶で言われたが、小さくなるのも、大きくなるのも、まず、それは行政の合併に於いて、自らからが選んだことではないか‥‥。

 お財布は一つなのに、教育でも、公共事業でも、商工会の補助金でも陳情されれば「はいはい」と首を縦に振る他の県議たちのようなことが、私には出来ない。
 私は、「商工会の合併は、市町村合併の行く末を暗示するかのようだ。松本市に合併する3村は市議さえ1人出せるかどうかだ。周辺が寂れないよう援助してもらうようお願いする先は、県ではなく松本市ではないか?安曇野とて、新しい展望が開けると一つになることを選んだのなら、相談や頼む先は大きくなる新市の方だ。私は、小さくても輝くことを選んだ自治体の商工会は、更に援助するよう知事に話したい」と感想を言わせて貰った。
 それでも、「(商工会全体の補助金をカットしないよう)田中知事へのお願いは、知事に近い北山県議に」と言われたり、「頑張ってくれや」とお尻も叩かれた(触られた?)が、私は首は縦に振らなかった。私は知事に近いわけではない、陽が当たっていないけれど、世の中にとってどうしても必要と思うことを伝えていけたらと、思っている。

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