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2004 年
11 月
3 日 早くも口封じ?堆肥センター問題。新潟震災へ有効な長野県の支援 〜さわやか早苗日記320〜 |
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飯山堆肥センターの件で、以下のような要望書が飯山市議会に出された。 「この度堆肥センターにかかわる視察で、田中知事が来飯されるとの事ですが、視察は歓迎しますが、前回のメディアによる、いたずらな報道により、飯山の農産物がすべて汚染されているかのような風評被害を受け、甚大な被害と信頼回復に多大の労を擁しました。このたびの視察にあたり片手落ちのないよう、当事者や地権者が同席し双方の意見を十分に聞けるようご配慮いただくとともに、メディア各社に対し責任ある報道をするようご指導をお願いいたします。(以下省略)」 最後に耕作者代表としてA、B、C氏3名の名前が連ねてある。 B氏は国営農場の自分が所有している農地に下水道汚泥堆肥を入れている。 また、A、C氏は、飯山堆肥センターの株主や役員などで、この二人の土地を、県の外郭団体である長野県農業開発公社が買い、飯山堆肥センターの関連会社に転売した。飯山堆肥センターはこれまでにも下水道汚泥堆肥を自分の会社所有の土地に大量に撒いてきた。平成10年4月には、堆肥と称して重金属を含む大量の汚泥を捨てたため、廃棄物違反で刑事事件になっているが、要望書にある「前回のメディアによる、いたずらな報道」とは、この時のことを言っていると思われる。 今回の要望は、真面目に農業に取り組む耕作者からではなく、農場に堆肥センターの下水道汚泥堆肥を入れ、殆ど耕作もしていない者達からの要望であり、「風評被害」に事よせて、早くも口封じをしようとしている。県として真面目な耕作者や消費者を守る、唯一の方法は、口封じに屈する事なく、これ以上の下水道汚泥が農場に撒かれないようにする事だ。 2日は、新潟震災の支援に長野県として行き、帰って来たばかりの高山危機管理室長に、県の支援の様子について話を聞いた。高山さんは任期付職員として採用され、衛生技官も兼ねている。 高山さんは地震発生後すぐに新潟県庁に電話を入れた。新潟県庁では市町村の様子が把握出来ていないということで、まず、「川口町に飲み水がない」「堀之内町に仮設トイレがない」「山古志村に離乳食を」というような緊急オーダーに応じた。 また、「とにかく長野県の近くの面倒を見て欲しい」と頼まれ、県では、新潟市からは遠く長野県に近い山間の町村に支援物資を運んだり、50人ずつ10班の県職員を2泊3日で次々に派遣した。新潟県庁や市町村と連絡をとりながら、何が最善かを考え援助を続けている。 支援物資は住民に手渡すようにというのが、田中知事の指示。支援物資は送っただけでは、配る体制が間に合わない為に体育館などに山積みされているだけになりがち。そうならないようにというのは、田中知事の阪神震災の経験に基づくものだ。 更に長野県では、8つの医療チームと検診車を派遣した。検診車にはベッドもありテントと併せて医療基地が出来る。一週間水や電気がなく孤立していた小千谷市岩沢地区では、高山さん自ら医師として診療にあたった。白衣を着て長野県の腕章を付けた医療チームの基地があることで、住民は安心し、感謝をしてくれたそうだ。 最初の地震から10日以上経ち、被災地では長引く避難生活の為に心のケアの必要性が言われ始めたが、すでに、長野県では1日から移動図書館「おはなしぱけっと号」を中心に、被災者の方々の心のケアや物資支援、支援情報の提供などを行う、総合支援窓口「被災地支援キャラバン」が被災地で活動を開始している。 県民からの募金も沢山寄せられてれているが、県を通してこのように『有効』な形で届けられるのは、大変嬉しい事だ。 新潟県中越地震に対する長野県の支援 | ||
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