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2005 年
1 月
18 日 地域住民に説明なく建設が進んだ三郷村廃棄物処理施設<2> 〜さわやか早苗日記344〜 |
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(昨日の続き)12月28日に、三郷村の産業廃棄物処理施設について、Aさんたちと一緒に知事室に入ると、田中知事は「皆さんは、一体私に何をして欲しいのですか?」「会社から数回説明を受ければ、それで良しとするのですか?あとは条件闘争に入るのですか?」と、立て続けに、怒っているような口調で言い、1枚の紙を見せた。その紙を見て驚いた。廃棄物処理施設を建てている会社から、廃棄物対策課に朝届いたばかりのファックスだった。「説明会を開く、3月末までは操業しない」かわりに、住民に対して「マスコミ、県議会議員、村議等を使って反対の活動をしない」「都市計画審議会に書類を申請しているので、圧力(県議会議員)を使っての申請の邪魔をしない」との約束を求めている。これまで住民に説明してこなかったのは会社なのに、なんというやり方だ。 40分も知事から叱咤激励?され、最後に「皆さん、いい人すぎませんか?」と言われたAさんたちは、「いやあ、想像以上に知事はすごい人だ‥‥」と、知事の姿勢に圧倒されていた。 議会棟のあおぞら控室で、廃棄物対策課長とAさんたちと話をした。「もし県が最終的な許可をやめたらどうなるのか?」と尋ねると、課長は、「他県のケースで、会社から訴えられ、県が賠償金を支払ったケースがある」と言う。私は「訴えられても、施設の建設について何も聞いてなかったのだから、皆さんの責任は問われない。県が責任を問われたら、申し訳ないなどと思う必要は無い、嫌なら嫌と言えば良い」と話した。Aさんたちは、どんな施設かもわからないので、まず説明を聞いてみると帰って行った。 なんとか穏便に済ませて稼働させたいとする会社から、地域は皆何らかのつながりがあるとか、リサイクル社会の実現の為に必要な施設だとか、みなさんも出す三郷村の生ゴミも堆肥化するのだからとか言われたら、廃棄物について良くわからない一般住民は、嫌でも嫌とは言いにくくなる。元区長も同じようにしてハンコをついてしまったのだろう。 このようなやり方で、地域住民が良くわからないうちに処理施設がつくられたのが、飯山堆肥センターなどの問題ではないだろうか?一度稼働し始めれば、処理量を増やしたり、都会の下水道汚泥なども受け入れたりする恐れもある。 年が明けて電話をすると、Aさんは「説明を聞いても、何が問題かも素人の住民ではわからないから、勉強したい」という。そこで、廃棄物問題では、長野県ばかりでなく日本中の現場を歩き住民の相談にのって来た関口鉄夫さんに電話するよう勧めた。 その後、Aさんたちは、学習会に多くの人が参加して欲しいと頑張った。最初20人に広めるまでが大変だったそうだが、その後、あっという間に広まり、学習会当日は130人もの人が参加した(写真)。 講師の関口さんは、三郷の処理施設計画は、排出される粉塵や排水の対策がない、悪臭対策に問題点が多い、汚染物質や有害物質に対する認識がない、予想される事故への対応策がない、住民との公害防止協定がないなど、多くの問題点を指摘した。 また、公害が起きた場合一番被害を被るのは、堀金村ではないかという指摘もした。横を流れる鳴沢川は途中で地下浸透する尻なし川なので、地下水の汚染が起きれば、穂高なども関係あるのでは?という心配の声が住民からも出た。 県職員は、あくまでも地元と会社の問題、会社の指導はするが‥‥と言っている。しかし、上記のようなことを問題とせず、許可申請手続きをしてきた責任は県にはないのか?素人の住民にかわって、厳しいチェックをするのが専門家である県の役目のはずだ。 | ||
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