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2005 年
2 月
28 日 人に優しい地域社会をめざす県予算編成そのものが『創造』 〜さわやか早苗日記357〜 |
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2月26日から3月5日まで、2005年スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会・長野が開催され、86カ国から知的障害をもったアスリートたち1900人とコーチ800人の選手団が参加。約8500人のボランティアが運営を支え、山ノ内町や白馬村、牟礼村、野沢温泉村、長野市で競技が行われている。今日は白馬村のクロスカントリー会場に、あおぞらの私、林議員、宮川議員で観戦に出掛けた。よく晴れた雪景色の中で、頑張るアスリートたち。表彰式でアスリートたちにメダルを渡して来た。(写真) 2005年SO大会・長野は、アジアで最初に開催される世界大会で、大会テーマは「Let's Celebrate Together!」(皆で集い、共に楽しもう!)。スポーツを通じて平和で、障害、国籍などを超えた心のバリアフリーを世界に向けて発信し、誰にでも開かれた人に優しい地域社会の創造をめざしている。 26日の開会式では、長野県を代表して田中知事が挨拶をした。 知事は、「私達の信州・長野県は、年齢や性別、経歴や肩書、国籍や障害の有無を問わず、生きる意欲を有する人々に、より開かれた人生へと挑戦する公正な機会を提供する自治体=コモンズです。コロニーと呼ばれる閉ざされた施設の中で一生を過ごすのではなく、知的発達障害を乗り越えて、地域=コモンズの中で愛する人と一緒に暮らし、働く確かさを実感できるグループホームへの地域移行を、日本で最も先駆的に進める地」と、長野県を紹介した。 長野県では、厳しい財政状況の中でも、社会福祉や地域づくりに力を入れた、きめ細やかな予算を県議会に提案している。 院内学級のない病院に長期入院している子ども達に対し、教員経験者による訪問学習を行うなど、子ども達の学ぶ意欲や友達との関係が途切れぬように、学校と連携して支援する『長期入院児童訪問支援事業(658.5万円)』は、院内学級を支援して来た知り合いから「私たちの最終目的だった、10年かかると思っていたのに」と驚きと喜びの手紙が届いた。 お年寄りや障害のある方など、パソコンに触れる機会の少ない方々に講習用パソコンを載せたITバスが、社会福祉施設や山間地域の集落などに直接伺う『移動パソコン教室開催事業(3109.4万円)』など、これまで行政が陽を当てることのなかった、弱い立場の者や相対的には少数者の学び、働き、暮らす意欲を直接支えていこうとする、予算になっている。 今後国は、県よりも市町村に直接予算配分をする方針であると聞く。それならば、県の施策は、市町村では目の届かない人々への支援、大きな市よりも県境や山間で苦しくても自律して頑張る町村の支援に特化して行けばよいと思う。 弱くて小さな者が幸せに暮らせる社会は、全ての人たちが幸せに暮らせる社会だからだ。 田中知事は「スペシャルオリンピックスは、手を差し伸べようと考えていた私達の方が寧ろ逆に、人間として忘れ掛けていた『確かさ』や『喜び』を、改めて教えて貰える得難き集いなのです。多くの方々が、感動を超えて、人間としての自分を再確認する時空でありますように」と、大会開会式での挨拶を結んだ。(全文と映像は下記から) 長野県の未来は、SOの理念である人間的な社会であってほしい。県の予算はその実現をめざすものだ。このような予算を組むことそのものが、『創る』ということだと思う。 ところで、SO開会式には小泉総理大臣も来た。開会宣言の小泉さんの話に「なんだが締まりのない、だらだらした感じの人」という印象を持った。 田中知事の挨拶とは対称的だった。 SO大会開会式・知事挨拶 | ||
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