北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2004 年 3 月 8 日
相変わらずの利益誘導と品位のかけらもない、何でもありの県議会
〜さわやか早苗日記359〜
 安曇野(豊科)の国道147号から19号を結ぶ通称『高家バイパス』は、梓川に架かる『あづみ橋』が完成すれば全面開通になる。毎年、早く橋を造って欲しいと町村長などから要望が出されていた。
 河川内に私有地があり、川の流れが変わったりして境界がハッキリせず、用地買収に手間取っていたことから、橋の着工が遅れていたが、やっとめどが立った。地元要望が強かったため、県土木部は、これまで予定していたコンクリート橋から、工期が9ヶ月短縮でき、費用が1億6千万円縮減できるメタル橋に、変更した。
 昨日の一般質問で、緑のフォーラム・清沢県議が鉄製に変更について、質問をした。「何で、ケチを付けるの?」と思いながら聞いていたが、「橋の幅が狭くなったのがいけない」「知事が車座集会の住民の訴えに対して、『早く造るよう検討したい』と答えたのがいけない」ということ??と思った。
 しかし、橋の幅は、隣に自転車と歩行者専用の橋があるため、歩道部分を3.5mから2.5mに変更したもの。また、私も昨年7月の車座集会に参加していたが、橋の要望は、どちらかと言うと知事に批判的なおじさまからの意見だった記憶がある。
 いずれにしても、『コモンズ支援金』の10億円のうち、特別枠(県のめざす方向性に沿っている事業や、広域的な広がりのある事業への支援)をカットし、全てを、市町村長に決めさせろと主張している他の県議たちと同様、とにかく市町村長が大事な清沢県議には、県民の意見を聞く知事が気に入らないのだろうと、私は理解した。

 ところが‥‥、今日また、県民恊働・無所属ネットの小原議員が同じ質問をし、コンクリートからメタル橋に変わったことを、「地元では相当な不信感もある」と言っていた。
 費用も安いうえ、工期もグンと短縮するのなら県民にとっても地元にとっても良いはずなのに、なぜ?まして、小原県議と同じ会派に地元安曇野の県議もいるのになぜケチをつけるの?と思った時に、ハッと気づいた。そう言えば、地元安曇野の県議はコンクリート会社に、かつて勤めていたと聞いたことがある。HPで確認すると、いまでも顧問をやっている。
 ああ、これではコンクリート製からメタル製になってはいけないわけだ。相変わらずの利益誘導、全く分かりやすい話。

 小林総務部長の本会議欠席に伴う申し入れが、田中知事から古田議長にあった。平野県議の質問の中で再三にわたり嘘つき呼ばわりされたことを、いたく気にかけていることや、県議会のヤジがあまりに品位に欠け、地方自治法にも反するといるというもの。(下記クリック)。
 議会運営委員会でこの申し入れが議題に上がると、当の平野県議をはじめ、柳田県議などが「理事者側が、適切な答弁をしないせいだ!悔い改めるのは理事者側」と言い、「みなで慎もう」という議長の言葉もどこへやら。
 少なくとも、平野県議の無礼な質問に対して小林部長は「仕事に対しては自分の考えを持って、上司に率直に申し上げる、しかし上司の判断が下った場合は、部下として忠実に命令に従う」など、誠実な答弁をした。小林部長を副知事にと知事が提案してため、何とかケチをつけて否決したいとする、平野県議の魂胆は見え見え。
 しかし、「高卒ながら生え抜きの県職員の小林氏を、侮辱した東大出身の平野氏」と強烈な批判のメールが、県民から県議会には届いている。
 トライアルしなのから是非非非?会派に移った木内県議が一般質問で、「県政の最高決定機関は県議会」と豪語していたが、最高決定機関は県民だ。その県民が見つめていることを、何でもありの県議達は忘れている。
小林部長の本会議欠席に伴う申し入れ

当サイトの著作権は北山 早苗 にあります。