| http://sanae.voicejapan.net |
|
2005 年
3 月
19 日 県議会の延会。同じこと繰り返す、懲りない県議達の無駄使い 〜さわやか早苗日記362〜 |
||
|
県議会は総務委員会がストップしたまま。昨日18日開会予定だった、予算案や人事案について採決するはずの本会議は、連休明けの来週22日に開けるかどうかのめども立たぬまま、延会になってしまった。 原因はいつものごとく、理事者側の答弁に、県議が噛み付いたことによる。 17日の総務委員会で知事が泰阜村に住所を移したことで長野市などから訴えられた『住所問題』をめぐり、「訴訟費用132万8853円など、個人的な問題で県の税金を投入させたり、泰阜村や長野市にも迷惑をかけた」として、知事に謝罪しろと言う県議たちに対して、経営戦略局長が「住所について色々な考え方があると一石を投じ、県民益に繋がったのではないか」と答弁した。 これに、竹内議員が「最高裁で決着済の問題を県民益とは」と訂正と謝罪を要求、他の県議たちも同調し、委員会の審議は中断してしまった。 18日に再開し、経営戦略局長は「『県民益』の用い方が誤解を生じたとすれば、私の説明不足。不徳の致すところ。大変心苦しく恥じ入る」と文書で伝えたが、議員達は納得せず、あくまで局長に謝罪と撤回を求め、22日に持ち越しになった。 局長はきちんと謝罪しているのに、県議たちはこれ以上何を求めているのだ?住民票の件で謝罪させたいなら、知事を委員会に呼び、直接求めれば良いではないか。そうしないのは、知事を呼んで問いつめれば、県民に知事をいじめてると思われ、自分たちがソンをすると考えているからだ。 そこで、言葉尻を捉えて局長をイビリ、できるだけ知事のイメージダウンを印象付ける。そうしておいて、知事がものを言えぬ本会議で『知事に対し、選挙人名簿二重登録問題に関する県民等への謝罪を求める決議』を可決しようという、陰湿なやり方を目論んでいるため。 そもそも、泰阜村に住所を移したとしても、それは個人の自由だ。田中知事だから、知事を嫌いな鷲沢市長の長野市などから訴えられたのであり、他の人なら訴えられはしなかった。中には「知事は公人だから、泰阜村に移してはいけなかった」という人もいるが、東京に住みながら、地元に住所がある政治家は山ほど居る。 しかも訴えられたのは、田中康夫個人ではなく県。 まず、住所について不服の申し出があり、所在を決めるのは知事なので、知事は自分のことだから、審議会をつくり第3者に決めてもらわざるを得なかった。審議会の費用はやむを得ないもの。なお、審議会の委員は、東京大学大学院教授(社会学)の上野千鶴子氏、一橋大学名誉教授(憲法学の)杉原泰雄氏、弁護士で元日弁連会長の土屋公献氏の3人で、知事と親しいわけでもない。 審議会から、知事の住所は泰阜村という答申を受けて、知事は自分の住所を泰阜村と決定したが、自治法では決定に対して訴える権利を自治体に認めており、長野市が『長野県の決定』を訴えたため、法の定める所の裁判により、費用がかかったのだ。田中康夫個人の為に県が出費したわけではない。 意地を見せつけたいだけの県議たちの思惑、同じことの繰り返しにより、委員会や県議会が空転しているほうが、よほど県費の無駄使いだ。そんなに知事が気に入らないなら、不信任案でも出せば良いのに、そんな意気地はない。 そもそも、竹内議員は情報公開問題で他の保守系議員に火をつけ、百条委員会を開くかどうするかという騒ぎになったら、自分ははしごを外し、開かなくて良いと言い出した。今回も火付け役は竹内議員。 竹内議員の所属する県民協働無所属ネットの前身社県民は、知事不信任の時に退席した会派。いつも同じこと繰り返す、懲りない人たちだ。 | ||
|
|
| 当サイトの著作権は北山 早苗 にあります。 |