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2005 年
5 月
23 日 全国の皆さん、どう思いますか? 〜さわやか早苗日記379〜 |
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昨日は、松本市あがたの森講堂で、NPO市民ネットワーク地球村代表の高木善之氏の講演を聞いた。「あなたは、グリーンコンシューマですか?」と問いかけられた。グリーンコンシューマとは、お金よりも命、経済よりも環境、目先より未来、便利・快適よりこどもたちを大事に考える人、ヨーロッパでは7割がグリーンコンシューマだが、日本ではわずか1%だと高木氏は話した。 世界でもっともごみ焼却炉が多い日本で、先進国の10倍もの量のごみが、年間20兆円もの税金で処理されている。プラスチックを燃やし続けているもの日本だけ、ダイオキシンの年間排出量も面積を考えたら世界一。 地球温暖化防止の取り組みも、CO2排出量が1990年比で日本は+13%。ドイツ(実績−19%)やイギリス(−15%)がせっかく減らした分を、増やしてしまっている。 また、食料(穀物)自給率25%の日本は、同時に食べ物の25%を捨てている。 日本のしている事は、『環境面から見たらおかしい』事だらけ。政治が悪いと済ませず、一人一人が出来る事から始めて、政治を変えて行こうというのが地球村の呼びかけだ。 地球村では、環境家計簿にみんなで登録し、100万人の力を合わせて、CO2を2005年末に90年比で6%削減しようと「ストップ・ザ・温暖化」キャンペーンを行っている。枚方市など市を挙げて取り組もうという所もある。長野県でもどうだろうか。 『環境から見たらおかしい』話を、もう一つ。 写真は、穂高町の大王わさび農場の脇を流れる、蓼川と万水(よろずい)川の合流点。黒澤明監督の映画『夢』に出て来た水車(写真左)のある美しい風景は、安曇野で一番有名な観光スポットだ。 ここを長野県が堤防で囲ってしまおうとしている。 万水川の洪水を防ぐ為、大きくカーブしている河道の上流と下流を繋ぐバイパスを造り、増水時には水を流す。バイパスを造る所はもともと河道で湿地であり、環境的に問題がないと思っていた。 ところが、万水川とバイパスの間の三角島と呼ばれる部分(写真右)を堤防で囲むというのだ。出来るだけ木を伐らずに自然に配慮した土盛りの堤防にすると言っているが、我が家の近くの天満沢の頭首工工事でもわかるように、掘り返せば環境は壊れ、容易には戻らない。眺めも堤防が出来れば変わってしまう。 更におかしいのが、三角島の中には原野と少しの畑があり、家はない。なぜ何十年に1度おこるかどうかの洪水の為に、堤防で囲う必要があるのだろう?洪水が起きた時に作物被害を補償すれば良いではないか‥‥。 また、水車小屋と駐車場の間にも高さ1mの堤防を造る。写真の景色が見える場所でスケッチをしていた二人のおじさんに、「川の両側に堤防ができるので、数年後にはこの景色は変わってしまうそうです」と話したら、「え〜!」とビックリ仰天していた。 大阪かから来たそうだが、「何、考えとるんや、何処が工事しよる」と言うので、「長野県です」と言ったら、「ほなら、田中康夫さんも大したことないということや」と。 田中知事を選んだのは長野県民だから、つまりは、「安曇野の宝の風景を大事にしない長野県民が、大した事ない」と言われたということ。 ちなみに、地権者、地元の町議、地元区の区長等で構成の検討委員会で話し合われた結果に基づいて、工事が決まった。三角島を穂高町で買取って遊水池を兼ねた公園にいう案もあったそうだが、同じくらいの金額で、穂高町は碌山美術館近くの田圃等のほうを買った。公園を造るそうだ。 安曇野を訪れた事のある、全国の皆さん、どう思いますか? 「ストップ・ザ・温暖化」キャンペーン | ||
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