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2005 年
9 月
20 日 県の施設を訪問、組織再編に望まれるもの<3> 〜さわやか早苗日記352〜 |
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(続き)現場で住民に接する公務員の必要性は、年々高まって来ているが、日本ではそのような公務員がヨーロッパの1/3しかいない。財政が厳しい中、公務員が増やせないなら、まずデスクワークや管理職などの部分は出来るだけムダを省き、削り、その分、住民に直接サービスする部分の人員を増や必要がある。 長野県が行おうとしているのは、そのための組織再編だ。また、住民に直接サービスする人材は、専門的な知識や力のある人、コーディネート役となれる人などが望まれる。親身になってくれる熱意ある人が必要だ。 公務員だって人間だから、一人では抱えきれない場合だってある。そのために、チームであたることや、隣の人(チーム)が大変そうなら手を貸してあげられる職場になることが大事だ。中身が伴っているかは疑問だが、県が課や係をチームやユニットに変えたのも、それが目的だろう。そうやって、日頃から互いの仕事の垣根を低くしておけば、住民からの要求は幾つかの部門にまたがっていることが多いため、横に連携をとりながら対応が出来る。 これまでは大抵の場合、行政は縦割りで、訪ねて行けばたらい回し、何とかして欲しいというのが住民の本音だった。 今回、私が自閉症・発達障害の支援の現状を知りたいとあたった所は、行政関係だけでも、やまびこ学園、県社会部障害福祉課、教育員会自律教育課、自閉症・発達障害支援センターの中南信支所、本所の5カ所だ。 これが、乳幼児検診で我が子が発達障害ではないかと告げられたお母さんだったら、どうだろう‥‥。ショックで落ち込んでいるのに、10秒と目が離せない子どもを抱えて、何カ所も訪ねて行かなければならないなんて‥‥。ここに行ったら、専門家やコーディネーターがいて、お母さんが自ら動きまわらなくても支援の体制が出来る、本来ならそうあるべきなのだ。 私に話してくれたお母さんたちは「家の子は小学校の高学年になり、今は落ち着いてきた。こうなるまで親が頑張るのは本等に大変だった。しかし、全ての親が頑張れるわけではない。幼児期からの10年間が肝心で、そこでその子なりの社会との関わり方の訓練を受けられないと、思春期になり手がつけられなくなり、一生を施設などの囲われた中で送る場合がある。本来なら地域のグループホーム等で暮らせるはずだったのに施設に行くことになった子供を見ると辛い、小さい子と悩む親を見るたびに自分のこれまでの苦労が思い出されて辛い、だから、もっと支援体制を充実して欲しい」と話していた。 苦労をして来たお母さんの「自分は未だ良い」と言う話を聞くと、「お金が足りない、人が足りない、そこまで支援できない」と行政や政治家が言ってはいけないと思う。 住民に直結したところのサービスが充実した県の組織になることは、急務だ。もうすぐ始まる9月議会に組織再編が提案されるが、県議会も、反田中の思惑だけで、何のための組織再編なのかを見誤ってはいけない。 TVで、民主党の新党首を囲んでの話の中でも、長野県で行われようとしている組織再編と同じことが、国にも求められていることがわかった。「公務員の数を減らせば良いというわけではない、財政が苦しいなら、給与の削減もやむを得ない、その代わりに、ある職種を除いては、公務員にもスト権などの労働3権を認めるべきだ」とか、「民主党も連合、特に官公労との結びつきを見直す必要がある」という話もあった。 国政レベルでは、そのような話が進んでいるのに、なにやら長野県の連合は、未だ立候補表明もしていないのに、田中不支持を発表したそうだ。時代錯誤だ、やれやれ‥‥。 自閉症支援ガイドライン2005 | ||
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