北山 早苗 http://sanae.voicejapan.net
活動報告バックナンバー
2005 年 10 月 2 日
公開対象の働きかけ文書について<1>私の経験から
〜さわやか早苗日記356〜
 昨日は安曇野市が誕生し、新聞には4ページに渡って安曇野市の広告が掲載された。カーラー版の部分には「日本の原風景がここにある」と題して、元5町村の代表的な風景写真が1枚ずつ載っていた。穂高紹介の写真は万水川と水車小屋。これが穂高の代表的風景と市行政も市民も、安曇野を訪れる観光客も名実共に認めているわけだ。
 さて、県の万水川下流河川改修は、はじめ、水車小屋や三角島付近を堤防で囲む予定のものだった。しかし、景観が変わるため一旦計画を中止しもっと広く意見を聞くべきということになり、10月12日午後7時から豊科の南安曇庁舎で説明会が開催される。合わせて『万井川水車小屋周辺の景観を語る会』の会員募集が行われる。詳しくは下記クリック。

 この、県の一旦計画中止は、私が豊科建設事務所に押し掛け大きな声で圧力をかけた為としたい思惑で、怪文書を見せて土木委員会で意見を言った議員がいた(7/16、17、24日記参照)。
 怪文書と言うのは、この文書が何処から出たかわからないからだ。私の質問や意見が書かれている文書の内容には問題がないが、私は押し掛けたのではなく豊科建設事務所長に呼ばれて、万水川の改修について意見を求められたことが書かれていない。
 この文書が表に出るなら、私にも内容の確認があって然るべきなのに、それがなされずに、公の場に出されたから、問題なのだ。
 本来なら働きかけ文書は、相手にも内容の確認がなされた上で作成され、公開請求があったら、公文書として公開されるべきものだ。
 そういうルールのもとに働きかけ文書が作成されないと、たとえば、堤防を造りたい職員がいたとして、私の言葉をもっと命令口調で書き、私のことを良く思っていない県議にこっそり渡し、その県議が「北山は圧力をかけたとんでもないやつだ」と言って、私にダメージを与えることだって出来る。これが、一般県民だったらどうだろう。県に意見を言ったら、職員の都合の良いように文書が書かれ、公開されたらたまらない、それこそ役人天国、官尊民卑になってしまう。

 以前、三郷の廃棄物処理施設問題の際にも、前の廃棄物対策課長が作った報告文書に、「北山県議に相談された内容について‥‥計画地の隣組長から本計画について説明がなく不安であるとの申し立てがあり、すでに同意されていることである、再度区長から説明がなされたが、特に住民からの要望はなかった、一部の人は反対するかもしれないが、区としては同意するとのこと」と記載されていた。
 私は住民が不安を抱いているとの話しはしたが、同意されていることから後の下りは、県が聞いた業者の言い分であり、そこをきちんと書き直して欲しいと課長に言い、訂正してもらった。
 このケースは単に記述の誤りと思う。しかし、職員の思惑で、北山も業者側の立場と知事などに報告するために意図的に書かれる場合だってあり得るかもしれない。
 廃棄物問題の件は、住民の皆さんは私が住民側の立場で動いて来たことを証明してくれるし、万水川の件では、所長は自分が私を呼んだとハッキリ言い、幸いと言ったら良いのか怪文書ではあったが報告文書が出て来たお陰で、文書に、所長が私を呼んだことの記載がないことがわかった。

 私が知ることなく一方的に誤った事実が書かれている文書が、何年も経ってから公文書公開請求され、北山が押し掛け圧力をかけた、北山は業者の側に立っているなどとされたら‥‥と、想像すると、ちょっとぞっとする。
 公文書として公開対象になる働きかけ文書は、働きかけた相手にきちんと確認した上で作られるべきなのだ。(続く)
万水川下流の改修について説明会のお知らせ

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