2003 年
8 月
12 日
カテゴリ:活動報告
利用者本位のサービスを目指す民間施設
〜さわやか早苗日記91〜
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社会衛生委員会現地調査二日目、下條村にある老人ホーム「光の園」へ伺いました。下の方にはすばらしい雲海が見える山の中腹、大変見晴しの良い場所にある「光の園」は、社会福祉法人「萱垣会」が運営しており、長野県下の視覚障害の高齢者のための施設と、飯田・下伊那地域の要介護認定を受けられた方の施設、デイサービスやホームヘルプのセンターもあります。 理事長から、ここは戦後間もなく飯田にある寺院を開放して養老施設を始めたのがきっかけで、「一隅を照らす」という精神で、職員サイドからの介護ではなく、利用者(お客さま)本意の介護を続けてきたと説明がありました。社会衛生委員会の小林委員長(共産党県議団)は、14、5年前に理事長と一緒にデンマークの福祉を視察にいったとか。 施設の中は清潔で、部屋の名前も「秋桜通り*番地」というように工夫され、施設というより、ここがお年寄りが暮らす一つの町に感じられるような気配りがされているのかなと思いました。生き甲斐のためにクラブ活動なども盛んで、目が見えないお年寄り達の合奏団もあり、楽しそうに演奏も披露してくれました。 下條村の村長さんも「老人福祉のサービスは、崇高な理念のもとに福祉サービスを行っている萱垣会にすべてお任せし、行政はタッチせずスリム化をしている」と説明、その為か、人口4172人の下條村は合併もせずに単独で生きたいとのこと。 この後飯田合同庁舎で、飯田・下伊那地域の社会福祉、医療、児童相談の状況などについて説明や、陳情を受けたりしました。
安曇野に戻り、20日に安曇野の幾つかの施設を田中知事に訪問していただくので、行程表を各施設に届けました。その一つ、無認可の花園保育園に伺うと、園長先生がここを宅幼老所にして、お年寄りがふつうの家にいるようにして最後まで元気で過ごせるような場所にしたいという夢や、知事を子供達とどう歓迎しようかとわくわく話されました。また、花園は何時〜何時までという決まりを設けず、親の求めに応じた保育をしているとのこと、子供達はお家にいるような感覚でここで守られていると思えるのでしょうか、皆おっとりした顔で過ごしています。 委員会調査でちょっと残念だったのが、1日目の駒ヶ根病院や西駒郷ではそこで暮らす方たちと触れあう時間がなかったこと。職員の方たちの熱心な説明も有り難かったのですが、光の園のように直に接する方が伝わって来ます。
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