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2002 年 10 月 17 日     カテゴリ:活動報告
視察報告・日本社会の高齢化対策はまだまだ
〜さわやか早苗日記126〜
 昨日、今日と社会衛生委員会で松本と安曇野、諏訪の現地調査。松本と諏訪の合同庁舎でら業務概要の報告を聞いたり、2つの老人施設、子供病院、総合福祉施設、児童入所施設を訪問。
 ケアハウスあずさは、30人程のお年寄りが出来うる限り自立しながら暮らす老人ホームで、独りや老人世帯だけの暮らしに不安を感じる方が入居、寝たきりにならぬよう色々な活動をしています。98才のしっかりしたおばあちゃんに合い、感激。現在の老人施設の種類や問題点などが、現場でお年寄りに寄り添う職員の説明で大変よく分かりました。
 ケアハウスの問題点は、国で定められている現在の職員配置基準7人では手が足りないこと。あずさでは実際には10人の職員で運営、これでも入居者の高齢化・要介護度が進むと厳しくなるが、移転先の特別養護老人ホームは、数が足りず順番待ちで入れない現実がある。
 次に行ったケアハウスと特養の間を埋める介護老人福祉施設・孝穂館は、先日私も竣工式に呼ばれたばかりの新しい施設。介護が必要な高齢者が自立をめざして訓練を行っているとのことでしたが、実際には進行を遅らせると言うことで、特養の空きを待ちながらここで暮らすということになるのでしょうか。隣には痴呆のお年寄りのためのグループホーム・かじか庵もあり、家庭的な雰囲気の中で暮らされていましたがましたが、高い要介護度になった場合は特養の空き待ちに?どちらの施設も空きが出来るまでいられるのでしょうか?使命感を持った経営者やスタッフが運営しているので心配はないようですが、これからの高齢化社会に向け施設や介護システムの確立が急務であることが分かりました。
 もう一つの問題は、日本では施設入所の場合ホテルコスト(室料)がかかる場合が多く、国民年金だけの受給者には厳しい現実があるということ。北欧では高い税金で支えられているとはいえ、基礎年金受給者でも小さなマンションのようなケアハウスや高齢者住宅で暮らし、寝たきりで置かない手厚い介護も保障されています。
 見学した、おかや総合福祉センターでは国の宿泊施設を譲り受け7億円かけて改修、高齢者が日中過ごす場所にということですが、7億円は足りない老人施設をつくる方に回した方が良いと感じた委員は、私だけではないよう。日本社会の高齢化対策はまだまだです。(視察報告続きは後で)


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