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2003 年 1 月 7 日     カテゴリ:活動報告
集団はまず自律した個で成り立つべき、未だ会派至上主義の県議会
〜さわやか早苗日記183〜
 昨日6日は、南安曇郡医師会新年会に参加させてもらった。風の便りに「北山早苗は生意気だ」と医師会の中で言う方もいると聞き、「ああ、この間の松本合庁の"救急医療に関する特別委員会"意見交換会での私の発言のせいだろうな、"病気になれない北山です"とでも、ご挨拶しようか」(12月15日の日記参照)と少し緊張して出かけた。
 長野県医師会会長のからは挨拶で「中信地区の救急救命第3次が決まらない責任はどこにあるのか」という話があった。しかし、南安医師会会長からは、そのことに触れずに「地味で控えめ、地域に根付いた医師会を目指したい、社会的弱者に対して十分配慮し、学問と奉仕の精神で地域医療に貢献する」と挨拶があった。
 地元なので知っているお医者さんもいるが、日頃、患者の苦しみや死に向き合っておられる一人ひとりのお医者さんは、立派な方も多い。
 私が好きな、80歳を越えてなお現役のおじいちゃん医師がいる。奥様のご兄弟を特攻で亡くされたことを書いた本をいたただいたことがあり、この間は私のイラクへの自衛隊派遣に対する反対の討論の原稿を持っていった。新年会でも、私の手を握って「戦争はいけない」と言い、お酒も入っていたのだが、涙を流された。また、私のおてんばぶりに、日頃たまにくぎをさしてくれるのだが、昨日はお酒をつぎに来る人に「これはバカ女、でも面白いやつだ」と私のことを紹介してくれた。
 集団になると、集団の存続維持や集団の利益が一番の目的になることが往々にしてある。しかし、身近な南安曇の医師会が、一人ひとりが心ある医師の集団で、学問と奉仕を志すものなら、住民として幸せだ。

 私は今無所属だ。当選直後正規に議員になってもいないのに、まず会派ありきのそういう議会に納得いかないこともあった。私は、本当の意味での政策集団を組み、自律した個の議員がお互い高めあいながら新しい議員像を創っていく、そういうことを一緒にしたいと思える人が現れたら、その時にグループになればよいと思って、無所属の道を選んだ。
 2月県議会前には会派再編の動きもあるかもしれないと聞く。集団存続維持のためだけに、「**会派を立て直すのが自分の役割だ」などと、本気で言っている議員もいる。アホらしい、あなたは何のために議員になったの?!と思う。数の駆け引きという政治的判断かもしれないが、これこそ「会派が一番上、次が個人の議員、そして県民」というもの、改選前の、県民がうんざりしてきた議会の在り方と何ら変わらない。
 「県民が一番上、次、議員個人、最後、政策集団」と逆を目指す物でなければいけないが、今の長野県議会は未だ持って旧来型の会派至上主義である。

 田中知事の言うコモンズも、集団ありきではない、まず自律した個があって成り立つものである。
 今日7日は、奈川村の消防団出初式があった。私は父母の実家が群馬県の山間にあり、子供の頃はよく遊びに行ってたし、2年間そこで暮らしていたこともある。山間の集落の子供のころの思いでの糸を辿っていくと、まず頭に浮かぶのが祖父や祖母、近所の人の笑顔だ。奈川村に来るとその時のことを思い出し、懐かしい気持ちになる。
 出初式で私は、「田中知事が出したコモンズからはじまる長野県ルネッサンスには、小さなコモンズの集まりの奈川村のようなところが、キラリと輝く長野県にならなくてはいけないと書かれている。私にとっても懐かしい思いになる奈川村が素敵なところであって欲しい」と挨拶させていただいた。


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