2004 年
3 月
14 日
カテゴリ:活動報告
松本市長選、信州の美しく豊かな風景を育成する条例案
〜さわやか早苗日記224〜
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松本市長選で、菅谷昭氏が現職を破り当選した。松本市民の新しい門出に大きな拍手!松本市民は、菅谷氏のこれまで行ってきた医師としてや市民としての活動に、福祉や医療に尊い税金を使って欲しいという願いを託したのだろう。また同時に、有賀正市長の不動産を、松本市当局が駐車場用地として購入した一件など、密室で利権を分け合ってきたと思われるような闇と膿の徹底解明を、菅谷昭氏に託したのだと思う。 有賀市長の不動産のことを市議会で取り上げた吉江健太朗・松本市議の問責決議が可決されてしまったが、このような市議会の体質が変わって行くことも多いに期待したい(詳しくは、吉江さんのHP参照http://www.yoshiekentarou.jp/を参照)。
さて、今県議会に「信州の美しく豊かな風景を育成する条例案」が知事側から提案されている。 我が家のある穂高町の山麓線沿いは、看板規制区域となっている。我が家は山麓線から少し入り込んだ森の中で、週末に自宅のアトリエを開放し美術館をやっている。同じように穂高町の山麓線沿や、少し中に入った森の中には宿泊施設やお店、美術館が沢山ある。来ていただく方のために案内としての看板が必要で、何年か前に我が家も山麓線に看板を立てさせてもらおうと考えた。 既にたっている看板を見たときに、周りの雰囲気を壊さないように気配りした看板もあるが、大きかったり派手だったりでおおよそ観光地に相応しくない、目を覆いたくなるような看板もいたるところにある。看板規制区域なのに不思議に思い、とにかく町に聞きにいってみた。 町からは、サイズなど一定の基準を設けており、それを守りながら、周りの雰囲気を壊さないような看板にして欲しいと言われた。許可を得るために、何度か町に足を運び相談し、友人の作家と看板をつくり、最後は町からも見に来てくれた。勿論、看板を立てさせてもらう土地の所有者に許可を得たのは言うまでもない。
しかし、それから数年後、我が家の美術館の看板のある、200m程先に電飾の案内看板が立った。私は穂高町に、この電飾看板を許したのか聞いてみた。「許すわけないでしょう、止めるように言っているところです」と町職員は言ったが、結局未だもってこの看板は撤去されずにいる。
おまけにこんなことも昨年あった。夜山麓線を家に向かって走ってくると、500mも先の方にオレンジ色の光が煌々とうごめいている。新たな電飾看板の出現!しかも、なんとそれは町の農業活性化施設として造られたばかりの建物のものだった。看板規制区域に町からしてこれでは・・・、私は呆れ、夫は怒った。山麓線沿いの他の施設からも「我々にはうるさく言っておいて、町がこれでは」と苦情の声、夫が関係者に抗議し、夜は消すことになったものの、作った看板は仕方ないとそのまま使われている。 つまり、強制力もない穂高町山麓線沿いの看板規制区域などというものは、絵に描いた餅なのである。
さて、「信州の美しく豊かな風景を育成する条例案」は、「コモンズ」の主役である地域の方々の自律的な取組みにより、地域の自然、歴史、文化、風土等にはぐくまれた美しく豊かな信州を保全・育成し、将来の世代に引き継ぐことにより、信州に暮らす人々の心豊かな生活を実現するための条例であると説明されている。県議会ではこの条例について、反発している議員が多いようだ。なぜか?続きは明日の日記で。
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