2004 年
6 月
9 日
カテゴリ:活動報告
委員会視察、障害者支援の前向きな姿勢に驚き。政務調査費内訳
〜さわやか早苗日記263〜
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8日は県議会社会衛生委員会の現地調査で障害者授産施設『満天の星』(千曲市)などにうかがった。『満天の星』は出来たばかりの施設。30年ほど前に、共同作業所から活動が始まったそうだ。県下で初めての共同作業所であり、稲荷山養護学校などを出られた障害をお持ちの方たちの働く場として、民家を借り自主運営でスタートした。 共同作業所には運営費に国からの補助はなく、県や市町村からのわずかな補助があるのみ(市町村の補助は所による)。どこも、運営状況は厳しく、国の認可に基づき、国からの運営費補助がいただける、通所授産施設にしようと2年前から募金活動をして来た。1000万円のカンパと国市町村からの補助金などで、この施設は造られたが、借入金も2500万円あるという。 作業場では、20人ほどの障害者の皆さんが職員の方達と一緒に、お菓子の箱を組み立てたり(一つ作って3円50銭)、茸栽培に使うプラスチックにマジックテープを貼ったりする下請けの仕事や、雑巾を補助金で買ったミシンで縫っていた。他にも、田中知事になってから始まった県の施設のお掃除の仕事にも参加。みな一生懸命働いていたが、仕事から得られる収入は施設全体で年300万円ちょっと、お給料は一人11000〜12000/月。少ないと思われるが、他の授産所と比べても、がんばっている。 大変なのは仕事の確保だと言う。孫請けの孫請けのような仕事でも、どんどん減って来ているため、苦労している。借金の返済もあるし仕事もないでは、大変だなあと、ついつい暗い気持ちになってしまう。
ところが、9日には、社会衛生委員会の現地調査の続きで、北信圏域障害者支援センターに行ったが、所長の福岡さんに会ったら、そういう気持ちが吹っ飛んでしまった。 福岡さんは障害者が施設を出て地域で暮らすというあたりまえのことが出来ないのはおかしいとずっと以前から考え、頑張って来た人だ。その熱意と行動力を買われて、県の障害者支援室でも、県立の障害者施設西駒郷の障害者の皆さんが地域で暮らせるように支援する活動などもされている。 福岡さんは、これまでのようなサービスの場所を固定し、サービスする側の都合に合わせるのではなく、これからの障害者へのサービスは、生活の場へ出向いて行って、本人の生活に合わせニーズに応じてサービスすることをめざしたいと話した。そのため、障害者支援センターでは職員の皆さんが、障害者の皆さんの求めに応じて出勤し仕事をしており、職員の動きはコントロールセンターで一覧表に掲載されていく。 また、近くの重度心身障害者グループホームを見学させてもらった。ここは看護士付きのグループホームとしては全国初。4人の障害者の方が暮らす家だ。福岡さんは職員の支援の仕組みが出来れば、障害の重さは関係ないときっぱりとおっしゃった。グループホームを建設する際の地域への理解も、まず、障害者を外へ出して行くことが大事と。 福岡さんをみていると、何でも、後ろ向きに考えずにまずやってみよう、当たり前のことなんだから、かならず実現できるという気持ちになってくる。すごいなあ。
また、県の障害者スポーツセンターでは、障害者の方の個展をやっていたが、すばらしい絵だった。(写真は作品の一つ)
さて、私の昨年度の政務調査費は365,154円返還させていただいた(3,190,000円支給中)。記者から「議員の中で返還金額が一番多いが、仕事をしなかったからですか?」と質問されたが、そうではなく、必要な政務調査をさせていただいた上で、残ったものだ。収支報告と政務調査費事業実施報告は以下の通りです。なお、領収書などは議会棟で情報公開されています。
2003年度政務調査費内訳 |
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