2004 年
8 月
4 日
カテゴリ:活動報告
道路建設を求める観光に喝!県民の意見が光った移動県議会
〜さわやか早苗日記281〜
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一昨日は中信地区(大北・南安曇・松本・塩尻・筑北・木曽)の議員達による「こんにちは県議会」があった。テーマは「中信地区の観光について、地元県議会議員、正副議長と懇談」。県議会は知事に対するスタンスの違いから対立する事が多いため、無難なテーマとして観光が選ばれたが、果たして無難であったか??
「こんにちは県議会」が始まり、先輩議員や議長等からの挨拶があり、地元からの発表があった。麻績村の助役からは「カタクリの群生地など人知れぬ小さな観光スポットにも大きな魅力があり、それらを保全しながら磨いていくこと、他の観光地との連携が大事で、県にはこのような事を踏まえた観光施策をお願いしたい」という、"小さくてもキラリと光る"ような発表があった。 それに対して、「観光よりもまず道路整備」「松本から安曇村を抜け、岐阜へいく中部縦貫道を早く整備してほしい、そこから国営アルプスあづみの公園へのアクセス道路を整備して欲しい(これは、「松本糸魚川連絡道路の起点は豊科に」と知事が答弁したにもかかわらず、また波田起点の安曇野田園地帯を貫くものに戻せと言っていると思われる)」「美ヶ原の台上は大きく迂回しなくてはならないが、ここに短絡ルートを造って欲しい」など、ハード整備を求める相変わらずの陳情型発表があった。
「議員からの答えはないのか」と言う会場からの声には、「これは皆さんのご意見を聞く場、最後にまとめて議長が感想を言う」と司会者の議員から。これで県民と県議の懇談と言えるのかな?と、私は疑問に思った。 ハード陳情型意見に対して、私は12月県議会で「サスティナブル・ツーリズム(持続可能な観光地)を長野県は目指すべき」と提案していたので、機会があればそんな話をしたかった。しかし、出席県議が短い時間でもそれぞれ自分の考えを述べたり県民からの声に答えるような時間は与えられず、私を含め新人議員は椅子に座っていただけ。
すると、県民が手を挙げ、「道路が出来ないから客が来ない等と未だに言っている観光業者さんは、もう商売辞めたらどうですか?」「名古屋のバス会社が地元の案内人を同行させ、美ヶ原花模様というツアーを企画している。これは台上を2時間歩くツアー。美ヶ原に250種ある貴重な植物、この宝を生かすような企画もせずに道路さえできればというのはどうか。道が出来れば通過地点になるだけ」と厳しい指摘。「議員よりも県民の方がはっきりと物を言い、賢くすばらしいのではないか!」と私は心の中で拍手喝采してしまった。 さて、最後に議長からまとめとしての感想を振られた副議長だが、「観光業の皆さんが出来ない道路整備をするのが県の役目」と話したり、白骨の件で知事批判したり、長野県は観光課を無くし民間の観光協会へ任せてしまったと批判、スタンスの違う議員への配慮はどこへやら。相変わらずハードが大事な故に、民主導でソフト面に力を入れるということは理解できないのだろうか?
ところで安曇野山麓を、暮らす人も来る人もホッとするような場所にしたという願いで発足させた「まちづくり懇談会」だが、虹の村のある豊里区から区民を無視して勝手なことやっているとクレームがついたため、穂高町が進める豊里区の景観地区指定に向けた取り組みにお任せすることにして、懇談会は発展的解散をすることになった。景観地区指定の取り組みに関しては豊里区民以外は蚊帳の外だそうだ。 発展的解散のための「最後の穂高町山麓まちづくり懇談会」を、8月25日午後7時から虹の村診療所で行います。皆さん是非おいで下さい!大いに語り合いましょう。
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