2004 年
9 月
9 日
カテゴリ:活動報告
野外保育「森の子」で過ごす。浄水場の沈殿汚泥
〜さわやか早苗日記295〜
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今日は、穂高町で野外保育を行っている「森の子」で半日過ごさせてもらった。朝、8時半頃から3〜5歳児の子ども17人が集まって来て、先生と当番のお母さんと一緒に、森の中でのびやかに過ごす一日が始まった。 木曜日は野外調理の日、包丁で野菜を切る子、煮炊き用にたき火に木をくべる子。強制はしないので、おままごと遊びや、木の実拾いに夢中の子もいる。中には、当番のお母さんが連れて来た赤ちゃんが大好きで、ずっとつきまとっている?男の子もいるが、赤ちゃんが泣き出さないよう加減をわきまえて遊んでいる。 11時頃になると、先生の回りに集まって、木の実の観察をしたり、お話を聞いたり歌ったりした後、森の中にお散歩に出かけた。木登りしたり、アケビの実が台風の風で落ちていないか見たりしながら、それぞれの子が、ドングリや松ぼっくりを拾い、あるいは水たまりで遊び、ゆっくりお散歩を楽しんだ。 12時にホームゲレンデに戻ってくると、カレーが美味しそうに煮えていた。お昼は、お弁当が週2日。あとはご飯だけ家から持ってきて、お母さんが交代でおかずを作ってくるのが2日(当番は月1回ほど)、野外調理のおかずの日が1日とのこと。
先生のことを子ども達は「けいこさん」と呼ぶ。けいこさんは、私が『自由保育所と公的援助』のことを書いた6日の日記を読んでくれていて、「保育所と書いてありましたが、ここは園舎がないので‥‥」と話された。私は「無認可保育所、又は、国では認可外保育所と言っている言い方は良くないと、最近長野県では自由保育所と言うようになりました。なので日記にそう書いてしまったのですが」と説明した。ここの園舎は森だ。建物でないから援助の条件を満たしていないというのは、やはりおかしい。 援助対象としてもう一つの満たすべき国基準の条件、『3、4、5歳児とクラスに分け、3歳児20人以下に1人、4、5歳児各30人以下に1人の担任をつける』について、けいこさんは「3〜5歳児15人で一緒に過ごすのが一番良いということが、3年やっていてわかった」と言い、「現場を知らない人が言っている条件だと思う」と話した。
森の子広報担当のお母さんとも話をした。先日、保育士から大学教授までが集まって子どもの教育について考えるサークルが、東京から森の子の見学に来て大変感激して帰っていったそうだ。しかし、中学の先生は小学校の教育が大事と言い、小学校の先生は幼児期の教育で決まると言っているのを聞き、「みな誰かのせいにしている」と感じたそうだ。「まず、自分の出来ることからやってみるべきだ」と話すお母さん、本当にその通りだ。森の子の手づくりのホームページは下からどうぞ。
さて、県営松塩水道の本山浄水場が、原水から沈殿させた汚泥を、大雨による川の水の濁りにまぎれて流していたことが発覚し、大問題になった。あおぞらでは8月30日に現地に事情を聞きに行ったが、浄水場の上司が知らずに現場の担当者の判断でやっていたという説明に、納得しがたい気がした。 また、私は、汚泥に含まれている鉛が許容限度の9倍、ヒ素が27倍というのに驚いた。取り除かれているから水道水は安全と言われても、なぜ汚泥にこんなに鉛やヒ素が含まれているのか疑問に思い尋ねた。すると、奈良井川の水はもともと鉛やヒ素の含有値が高く、これは土壌由来のものと言う。その根拠は?と尋ねると、上流に産業用ヒ素を扱う工場が無いから、おそらく土壌由来と答える。 安全な水を供給するなら、原水や沈殿汚泥に含まれる金属や化学物質、環境ホルモンの全量検査を定期的に行うべきではないか。
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