2004 年
9 月
29 日
カテゴリ:活動報告
ねじれることを恐れ県民意向調査に反対?越県合併を安易に判断したかった県議会
〜さわやか早苗日記306〜
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県議会一般質問が始まった。昨日今日と、山口村の越県合併の件で、知事が今議会に議案提出せず、県民意向調査を踏まえた上で12月県議会に提案したいと、意向調査のためのアンケート予算を計上したことに反対する質問が、何人かの議員から出された。 知事は「道州制が迫る中で、信州は国による線引きで分割されてしまう可能性がある。対抗出来るのは住民自治の強さ。長野県の未来にかかわることととして判断するために議論を。だから意向調査は必要」「県議会や県民の間で議論は尽くされていない、山口村を送り出すにしても、県民全体で議論をするのが誠意」と、力を込めて言った。林奉文議員と夕べは「山口村のことを言う知事は、力強くて、かっこ良かったね」と話した。私は、知事の言葉に、議場にいる誰よりも知事は、山口村や長野県のことを思っているんだなあと、そんな風に感じた。 これに対して県議会はどうだろう。 「間に合わなかったら、どう責任を取るのか!」「もし県民意向調査で越県合併反対が多く、(山口村の合併賛成という調査結果と)ねじれたら、どうするんだ!」「山口村に行ったこともないような人に、判断出来ない」「そこに住む者が判断することだ、山口村民と他の県民ではステージが違う」「山口村民以外の県民は外野席にしかいられない」と言う。 聞いていて、やれやれと思った。多くの県議は、はなから「山口村の問題」と言って、自ら判断することを放棄してしまっている。 国からの押しつけ合併、国が行って来た施策の誤り、その責任を自ら取るでもなく官僚制度を維持したいが為に、弱い立場の山村や、人々を切り捨てようというのが、今回の合併だ。県議会は、それに対して「NO!」と言う気骨がない。 あるいは、「皆で一緒にやるのがこれからは大事」と思っている合併賛成論者なら、山口村が岐阜県に行くのを、「ああそうですか、行きたい人はど〜ぞ」などと、いとも簡単に言うのではなく、せめて、「長野県で一緒にやりましょうよ、苦しくても一緒に頑張りましょうよ」と、言うぐらい言ったって良いではないか。
森林条例にしても、これまでの議論の中で、県議会は自ら判断することを避けて来ている。「市町村長が反対している」「市町村長全員の同意が得られていない」「知事の出し方が悪い」「知事の理念は正しいが手法が悪い」、このように言って自らの信念や心意気で判断することを避け、それを人のせいにしている。
越県合併は、未来を決める意味で、本当に難しい判断を迫られていることだ。しかし、自らの信念や心意気で判断することを、いつもと同じように避けたい県議会は、山口村民の「合併賛成」という意向を唯一の判断基準とし、いとも簡単に「あっそう、行きたいなら、ど〜ぞ」と言い、軽く判断したかったのだ。だから、県民意向調査なんかして、万が一ねじれてしまったら困るのだ。 一方で「我々は県民の代表だ」などとふんぞり返って言いながら、もう一方で「ねじれたらどうする」と言い、自らは判断出来ないことを、露呈しまう。 真実や未来を見つめ判断するのが県議会のはずだ。それなのに、こんな県議が殆どだから、ハッキリ言って県民の意向調査が必要なのだ。 また、「我々は、外野席にしかいられない」といかにも政治家らしい容貌の県議が言う。県境の村がなぜ越県合併を選ばねばならなかったのか、そのわけを知ろうともせずに、「行きたい者は行けばいいんじゃな〜い」と外野席で見てれば良いのか?そんな人しか議員にならないのか?住民は政治家に未来を託し守ってもらいたいと思っているのに‥‥今の日本は悲しい。
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