2004 年
10 月
6 日
カテゴリ:活動報告
公務員の手抜き2。飯山市の調査を鵜呑みにして来た長野県
〜さわやか早苗日記308〜
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(前回の続き)私は県議会・衛生委員会で「木が枯れるほどの化学物質であれば、人体への影響も十分あると思うが、どうか?」と尋ねた。 衛生部は「飯山市役所の調査によると、堆肥センター周辺と少し離れた人家3カ所から検出されたガスの濃度データは、低いものだった」と答えた。あおぞらでこの問題を一番最初に聞いた時に、説明しに来た生活環境部・廃棄物監視課の話と何ら変わりないものだった。 私は、「データを見るのではなく、そこで起きている、山枯れや人の病気という現象をしっかり見つめ、原因を究明すべきだ。今の回答からは、水俣病やイタイイタイ病の経験は何も生かされていないことがわかる。生活環境部や農政部は、指導管轄部にあたるので、ともすれば自分たちのして来たことを問われる可能性がある。衛生部や林務部こそ、このような場合に、住民側の立場に立ってしっかりと調査し、生活環境部や農政部に問題点を改善させて欲しい。衛生部としてすぐに健康調査をするべきだ」と話した。 衛生部長は「完全にしっかり把握してきた訳ではないので、もう一度しっかり調査して行きたい」と答えた。
反田中知事の議員たちは、「はるさめ過酸化ベンゾイル誤検出・誤発表」の件を、知事が任命した長野県環境保全研究所の青山貞一所長や、知事の行った組織改正を攻撃する格好の標的にしたくてたまらない。衛生委員会でも、そんな議員たちの質疑が相次いだ。 しかし、そういう議員に限って、私が飯山堆肥センターの質問をしている間中、「そんなことは、ねえんだよ」と横やりを入れてくる。報道で取り上げられたものに付いては偉そうに叱責する。しかしまだ、報道にも取り上げられてないものについては、この態度だ。 こんな議員の、どこがチェック機関でどこが住民の味方なのだ。もっとも産業廃棄物処理業の中にはポスト公共事業と言われるものもあるから、こういう議員たちは堆肥センター側の味方?
飯山堆肥センター周辺の住民の話によると、林奉文議員が一般質問で取り上げていたためか、先週の本会議中は堆肥センター脱臭装置の煙突から煙がなかったとのこと。この時には、普段見かけなくなっていた、烏や雀が庭先にやって来たそうだ。 選挙や一斉清掃などの時には煙は出ていないが、終わるとまた煙が出てくる。今回も、県議会本会議が終わったころからまた煙が出はじめ、匂いが漂って来たとのこと。 飯山市役所では県議会本会議中、関係職員も気にしていたり、集落周辺を廻ったり、夜遅くまで会議していたとも聞く。 飯山市は堆肥センターを誘致し深くかかわっていると言われるが、ガスの濃度調査や健康調査をしたのも飯山市だ。これまでその報告を鵜呑みにし、問題なしとして来たのが長野県。 衛生部だけではなく、宮川速雄議員によると生活環境部でも、林議員によると農政部でも調査をすると言っていたそうだ。これまでの手抜きを改め、しっかり調査をして欲しい。
一昨日夜に、あおぞらの外部アドバイザーの方々と懇談をした。アドバイザーの一人茅野実さんは、長野市長の話題で「鷲沢・長野市長の民間感覚を買って、応援した」と話された。確かに行政に民間感覚は大事だ。しかし、それが経済優先のみの民間企業感覚ではいけない、市民感覚の行政が必要だと思う。 日本は企業優先国家のため、廃棄物など数々の政策が行き詰まっている。市民優先国家になることが求められる。北欧では、環境や市民に根ざしていない企業はやって行けない。もし田中知事と茅野さんに溝があるなら、市民感覚と民間企業感覚という、求めているものの違いかなあと、ふと感じた。
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