2004 年
10 月
26 日
カテゴリ:活動報告
台風23号の被害と、評価できる県の姿勢
〜さわやか早苗日記314〜
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24日(日)、穂高町民運動会、障害者施設アルプス学園祭、南安曇医師会館竣工式に参加した。 竣工式では、自民党の元参議院議員だった日本医師会の副会長が招かれ講演した。日本人の世界一長い平均寿命の割に医療費が少ないのは国民健康保険が背景にあるからで、これを壊す混合診療を認めようとする小泉首相の医療改革はもってのほか、また社会保障に税金一兆円を投資した場合、公共事業の2倍の経済効果と雇用効果があるという話。自民党なのに「へ〜」と思い聞いていた。 新設された南安曇医師会館は診察室を持ち、遅れている労災の医療相談などにあたるそうだ。また、県から要請があれば小児救急も、ここで行いたいとのこと。会館は地域医療の役に立ちたいと、行政からの補助金なしで建てた。 学園祭では、先日障害者の皆さんの裂織り工房を見学させていただいた際、学園祭で買う約束をして来た素敵な色合いの敷物などを購入した。 運動会では、開会式で挨拶をさせていただいた。夜な夜な練習をしたり、選手選抜をしている区もある一方で、親睦を深める場になっている区もあるが、どちらも良いことと話した後で、台風による水害に触れさせてもらった。
先日20日の台風23号に寄る雨で、穂高町有明嵩下(たけのす)地区と小岩岳地区で水害が発生。嵩下地区では富士尾沢と分流する用水路などが溢れ、十軒以上が床下浸水し、田圃や畑が山からの土や木で埋まってしまった。小岩岳地区では天満沢に注ぎ込む小さな沢が溢れて、温泉旅館が床上浸水、住宅と別荘が床下浸水した。 私はちょうど県議会社会生活委員会の視察で、東北に行っていたが、我が家のある小岩岳・天満沢地区では避難勧告が出て、夫は近所の人と公民館に避難した。普段は少しの水量の小さな沢から驚く程の量の水が溢れ出し、大量の土砂と流木と一緒に、山麓線を川のようにして流れ下った(写真は土砂で埋まった山麓線)。我が家は山麓線から上なので被害はなかったが、山麓線より低い天満沢側は消防団の人たちが土嚢を積み、かろうじて助かった家もあるが、下のほうで被害があった。
県内では千曲川が氾濫したり、飯田線が脱線転覆したり、至る所、土砂崩れの道路寸断で、孤立した山間地域などがあった。 200戸が水害にあった千曲川流域の議員が一人、委員会視察を取りやめ帰ったが、その他の議員は残り公務を続けた。私以外にも、地域で被害が出た議員が居た。「即刻帰り、すぐに来ましたという姿勢が大事」と言う人もいるが、壊滅的な被害かどうかにも寄るし、委員会視察も税金で行われていることを考えれば、すぐに帰るのが必ずしも良いとは限らない、それぞれの議員の判断だ。 とは言え、みんな気になって移動中や宿泊先では始終電話、私も夫に頼み、水害にみまわれた家に話を聞きにいってもらったり、被害の様子を写真に記録してもらった。また、豊科建設事務所に「住民の方が不安がっていると夫から聞いた」と伝えると、23日には所長と職員の方が、被害にあった地域を見て歩き、住民の訴えを聞いてくれた。 住民の皆さんも、県職員のこのような姿勢を嬉しく思い、評価している。 私は23日夜遅く東北から帰って来たが、24日は朝から自転車と徒歩で嵩下・小岩岳地区を周った。今日26日は松本地方事務所長が見に来てくれて案内をしたが、所長は長時間丁寧に歩いて回ってくれた。 田中知事も、台風23号の被害について県内を精力的にまわり、また新潟の地震災害では25日救援物資とともに50人の職員を送り出した。 このような、知事や県職員の姿勢は大変評価できる。(次回に続く)
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