2004 年
10 月
27 日
カテゴリ:活動報告
長野県の新潟震災支援、台風23号の被害2(穂高町の水害)
〜さわやか早苗日記315〜
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新潟の地震災害の支援に、長野県からは県職員や消防隊員などが200名近く派遣されている。今日は、田中知事自らが被災地に赴き、現地の状況を確認すると同時に、多くの企業から提供してもらった貴重な支援物資を届けた。救援物資の中には、りんご、下着や靴下、ウエットティッシュや化粧水など、きめこまやかなものが含まれ、神戸震災に駆けつけた田中知事の経験が生かされているのかなと思った。 長野県の支援活動については、県のホームページに掲載されている(下をクリック)。
台風23号の穂高町有明の水害について、先の町民運動会で穂高町長は「僅かな被害だった」と話した。 水害にあった家は20軒ほど、人的な被害はなかったが、床下に土が流れ込んだ家は保険の対象にならないのではと困っている。田畑に土や流木が流れ込み、10cm以上も堆積しているところもある。幸い稲刈りはすんでいたが、畑の作物の上やりんご畑に土が積もった所は困っている。 嵩下(たけのす)地区では、区民がボランティアで流木を片付けた。しかし、家の敷地内の土はそこの家の人たちが片付けている。場所によっては数十cmも貯まっている。
川となった道路にも土砂が積もったが、殆どが町道。穂高町は山麓線などの幹線道路は、水害が発生した次の日からすぐに土砂を取り除く作業をした。今日までに路面は掃除され、側溝の土砂も取り除かれた。しかし町道であっても、幹線から入り込んだ所は、町が見回りに来たものの対応が遅れ、住民が取り除いた所もある。 そこを使っている住民が片付けに協力するのはやむを得ないにしても、床下浸水にみわわれた家が、自分の家のことより道路の確保にまず努めなければならない様子は、あまりに気の毒だ。数人だが子どもの通学路にもなっている道路だ。水害に遭われた家の前の道路は、まず先に土砂を取り除く配慮があっても良かったのではないか?
天満沢では、農業用水の取り入れ口も水の勢いで壊れた。取水するための、コンクリートの堰堤と護岸(どちらも1.5m程)が、もぎ取られてしまった。 富士尾沢では、溢れた所より上流の、堆砂地や親水公園になっている広い河道内に、信じられない程の土砂が堆積した(写真)。 長野県豊科建設事務所では、中房温泉にいく道路が崩壊したため、すぐに復旧対策をし、また水害にみまわれたところも、住民の案内で歩いて視察した。 26日午後は、松本地方事務所長と豊科建設事務所長、及び数人の関係職員が視察しに来てくれ、私は、今後の対策について話を聞いた。現段階での見解は以下の通り。
<富士尾沢川付近の水害について> ・富士尾沢川は県の管理する河川である。 ・親水公園の河道や、堆砂地に積もった砂は、早急に取り除く予定。(すでに浚渫工事は始めている) ・水が溢れ始めた地点から急に川幅が狭くなっているが、ここを広げるのは難しい。たとえ広げても、所々にある橋(個人のお宅に入る為の橋も含む)などに流木が引っかかってしまえば、結局、いたるところで水が溢れる可能性が大きい。 ・田畑に積もった土砂は、石なら災害復旧の対象になり取り除ける可能性もあるが、今回の場合、細かい土のようなので、乾いてから田畑の土と混ぜていただくしかないのではないか。やせた土なので沢山貯まった所は深く掘り起こす必要がある。
<天満沢川付近の水害について> ・天満沢川は県の管理する河川であるが、今回水が溢れた支流の沢は穂高町が管理する河川である。 (続きは次回)
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