2004 年
12 月
13 日
カテゴリ:活動報告
ありきで進められた越県合併、しばし立ち止まって考えられないか
〜さわやか早苗日記328〜
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県議会の総務警察委員会が11月4日に山口村に現地調査に訪れた際に山口村が用意した資料のコピーを、あおぞらには委員がいないため、議会事務局より貰った。 これまでの山口村の越県合併への取り組みがかかれた資料を、私は読んでいく中で、いろいろなことが見えて来た。 まず、実に細かく丁寧に、卒なく資料がつくられている。 しかし、この話が村長の意向のもと、合併ありきで進められて来たことも良くわかる。2002年6月25日発行の山口村市町村合併だより創刊号では、村長が住民の暮しを守るため、中津川市との越県合併協議推進を宣言している。またこれに、「結構なこと、将来的には府県制度そのものを見直さなければならない」と片山総理大臣が、『山口村の決断』として大歓迎のコメントを寄せている。 村長は住民説明会などで「自律は破滅」言ったと村民から聞いたが、合併だよりの至る所に、自律は住民に相当な我慢を強いること、村独自の事業などは出来ず、最終的に役場は窓口業務を行うだけになると説明されている。 2003年10月15日発行の合併だよりには、自治体の財政再建団体について説明、山口村は財政シュミレーションの結果、自律すれは近年中に財政再建団体に陥る、「村長としてその危険な道はあえて進むことは出来ない」とし、合併選択が最良と言っている。また広報やまぐちNo.179には平成18年か19年に赤字再建団体に転落する見通しとある。 ところが、山口村が示した財政シュミレーションのp6の人件費の推移では、平成19年度(4億4570万円)は14年度(3億9820万円)に比べて4750万円増えている。赤字再建団体に陥ると言っているのに、人件費がなぜ増えるのだろうか?
2003年10月、学校教育あり方検討委員会での学校配置の検討資料には、PTAのアンケート結果として山口村立神坂小学校が良いという保護者が38人(58%)いるが、「反対者は神坂地区住民を含め、村民意向調査で表明するように」と、村長及び教育長が書面で通達している。 実は意向調査では、合併に関係なく山口村立神坂小は廃止することが前提にあった。このため、合併しなければ神坂地区の児童は徒歩では通えない山口小に行くことになり、合併すれば中津川市立神坂小という徒歩で行ける範囲に学校が確保されるとある。いずれにしても山口村立神坂小を選ぶことは出来ないと、あきらめさせられた上での選択だった。
今年2月23日の村民意向調査10日前発行の合併だよりには、「自律は、現状を維持できず住民に負担を強いる道、合併は概ね現状を維持し住民生活が守られる道、この違いを理解した上で投票に望んで欲しい」と村長は言っている。 合併ありきで進められたとは聞いていたが、こんな風に露骨に文書に記されていたとは、資料を読んであらためて驚いた。
これでは、未だに合併反対住民が納得しないわけだ。あきらめるように強いられれば強いられるほど、あきらめたくなくなる。 越県であるため県民の山口村への想いも、高まりつつある。 しばし、立ち止まって冷静に考えてみることは出来ないものだろうか? この12月6日発行の合併頼りに、中津川市長の「中津川市としては、合併期日がずれこむことになったと仮定した時に生じる影響については、どういう状況になっても山口村民の意向を受け入れる準備はしていきたい」と、待っていてくれるとのコメントがある。 中津川市民とて、山口村の他にも恵北の財政的に厳しい6つの村と一緒になる合併だ。もう一度10年、20年と先を考えてみても良いのではないだろうか?
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