2005 年
1 月
17 日
カテゴリ:活動報告
地域住民に説明なく建設が進んだ三郷村廃棄物処理施設<1>
〜さわやか早苗日記343〜
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昨日は三郷村の山麓線沿いに建設が進められている民間の産業廃棄物処理施設についての学習会が、地元区の2常会主催であった。長野大学講師の関口鉄夫さんが講師に招かれ、日本の廃棄物処理の現状と問題点から始まり、他地域の既存施設が起こしている公害などについて話し、質問に答えながら住民と意見交換をした。
学習会主催者の一人Aさんから、私に、「日記を見て電話をかけた、近くに建設中の廃棄物処理施設について話を聞いて欲しい」と連絡が来たのが昨年暮れ12月18日、次の日夕方、Aさん宅に伺おうと山麓線を南に向かって走って行くと、堀金から三郷に入ったところに大きな建物が目についた。「あれ?前はこんな建物なかったけれど、いつ出来たのかな?」と思った。Aさん宅はそこからすぐだった。 Aさんからその建物が問題の産廃処理施設と聞き、驚いた。飯山で問題になっていて、あおぞらで一般質問で取り上げたり、私の日記でも取り上げている飯山堆肥センターよりも大きいように感じる。一体どんな処理をここで行い、周辺への影響はどうなるのだろうと心配になった。 Aさんのお宅には、心配している近所の人たちが集まっていた。最初に説明を聞くと、「以前から地元の会社がここで木材の処理などを行っていたが、夏過ぎから大きな建物が建ち始め、何だ?と思っていた。つい最近になって、別の産廃業者が土地を買い取り、処理施設をつくっているようだと聞き、17日に松本合同庁舎に行き、はじめて、堆肥化や廃プラスチックの中間処理や、汚泥の中和脱水処理など20種類近くもの処理をやると聞いた」と言う。 更に驚いたことに、そんな大掛かりな処理施設にもかかわらず、Aさん達を始め、施設に近い2組合(常会)や区の中でこのことを知っている人が殆どいなかったと言う。元区長は、昨年、区の組合長会議で説明したと言う。しかし、組合長は皆、聞いた覚えが無いのだが、元区長は施設についての同意書にサインと区長印を押している。 私は思わず「元区長の**さんは、どんな方ですか?」と聞いたら、「それは、俺だい」と‥‥なんと私の横に座っていた方だった。 「言った」「言わない」の言い合いになってもということで、元区長さんは自分の言い分を言い、帰って行った。
法律には無いが、長野県は廃棄物処理施設について許可を出すにあたり、地元の合意を求めている。私は県議会中ということもあり、この件で直接担当した松本合庁には聞けなかったため、県庁の廃棄物対策課に聞いたところ、「区長からの同意書があるため、三郷村が許可を求める意見書を出し、それに基づいて事を進めて来た」と言う。しかし、住民は聞いていないし、会社側から何の説明も受けていない。 Aさんたちは、年明けにも募集した従業員が施設に来ると知り、「聞いていない」という元組合長たちと、2地区の住民の署名を集め、とにかく施設の許可を出すのを待ってもらうよう、知事に提出したいと申し込み、知事は暮れの仕事納めの日に時間を取ってくれた。 前日に住民が来ることを知った廃棄物対策課職員から連絡が行ったのだろうか?焦った業者は、夜遅くAさん宅を訪れ、署名集めをしていた4人に説明会を開くと約束した。
12月28日県庁の県民ホールで、私は待ち合わせをしたAさんたちから、「会社は説明会を開き、4月までは操業は始めないと約束したので、とにかくまず説明を聞くことにした。署名を今日は提出せず、知事には県からも会社をきちんと指導して欲しいとお願いする」と聞き、一緒にガラス張りの知事室に入った。(次回に続く)
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