2005 年
7 月
26 日
カテゴリ:活動報告
県議会の木製ガードレール予算否決は環境、森林、観光県の返上
〜さわやか早苗日記335〜
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6月の世界の平均気温が1880年の統計開始以来、過去最高だったそうだ。平年より、0.64度高かったそうで、今年の5月の平均気温も歴代3位、4月も歴代2位だった。 原因は地球温暖化と、数年〜数十年規模で繰り返される気候変動が重なったことによるとのこと。 確かに、熱くなったなあと感じる。安曇野へ移り住んで14年経つが、初めは寝ている場所の近くの窓を開けて寝ると、寝冷えして喉がガラガラになるため、閉めて寝ていた。それが、ここ数年、窓を開けたままでも寝冷えしなくなった。 こんなふうに温暖化を実感されている人は沢山いる事だろう。
6月26日に、須坂市で『長野ソフトエネルギー資料室』の皆さんが主催した、「ドイツの自然エネルギー」講演会があり、「自然エネルギーとドイツ市民、長野県の地球温暖化政策と条例」という題で話をさせていただいたり、集まった県民の皆さんと意見交換させていただいた。 内容については、あおぞらのホームページに掲載している。 http://www.ao-zora.org/schedule/sub/ecoene/eco_050626.htm
7月9日に、信州環境フェアが長野市のビッグハットで行われ、あおぞらの私と林議員、宮川議員の3人で出かけた。 温暖化防止関連のブースが大変多かった。中でも、信州型木製ガードレールは実物が展示されたり、衝突実験の映像も見られるようになっていて、関心を集めていた。関心が集まっていたのは、県議会で補正予算が削除されそうということが、連日ニュースになっていたこともあるだろう。 6月県議会で私は以下のように木製ガードレールに付いて、賛成討論したが、結果は削除。 「 国全体でコンクリート使用量がアメリカの2倍という日本の中において、かつての長野県も多くの借金をしながら、鉄とコンクリートを使った公共事業にプライオリティ(優先順位)をつけてきました。このような在り方を変えて欲しいというのが多くの県民の願いであり、今回の補正予算も、その願いに沿ったものです。 さて、信州型木製ガードレールは、観光立県を目指す本県が、訪れた方々に『信州』を感じてもらう為に重点的に設置するものとして計上されました。 長野県地球温暖化防止活動推進センターが、3年前に田中知事に提出した『地球温暖化対策'長野モデル'第1次提言書』には、『峠を越えると他ではあまり見かけない木製のガードレールが目立ち、長野県に入ったことが分かります』と、2010年の長野県の姿が描かれています。 今回の木製ガードレールの補正予算はこの提言書にもそったもので、観光立県、豊かな森林県を目指す長野県としては、交通安全とは別の次元の、優先すべき課題なのです。 しかし、今回の全額削除にあたって、このような議論が片隅へ追いやられ、最終的に、国の補助金が確定していないからという理由で削除が決定されました。 国の補助金が確定していないと言う議員の主張に、土木部長が『正式に内示があったものだけを予算化するというのであれば、通常の補助事業はどれも予算計上できない』とおっしゃったそうですね。」(続きは下記6月県議会報告から)
7月25、26日と農政林務委員会で現地調査に行った折にも、長野森林組合から「県産材の需要拡大について」要望があった。搬出間伐材が見込まれる中、公共事業の設計に県産材を積極的に織り込んで欲しいというもの、木製ガードレール設置は公共事業の一つだ。要望はハイハイと受け入れるのに、予算は否決する県議会の支離滅裂さが理解できない。
あおぞらのHP6月県議会報告 |
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