2005 年
9 月
12 日
カテゴリ:活動報告
百条で発言を翻した岡部氏、選挙での小泉さんのスムーズな嘘
〜さわやか早苗日記348〜
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8月31日〜9月2日の3日間、県議会百条委員会を傍聴していた。公文書の隠蔽工作を下水道課長に指示したという岡部証人は、総務委員会等で「隠蔽報告を知事宛のメモに書いて知事秘書に渡した」とずっと言って来たのを、急にひっくり返し、「報告はメモではなくメールで行った」と言い出した。岡部氏からの報告メールを、知事が県幹部や後援会幹部に転送したことが持ち出されたためだ。 では、半年間もの間「メモで‥‥」と言って来た岡部氏は、一体なんなのだ。これまでの発言は嘘だったのか。 百条委員会は、そもそも岡部氏がある議員に「知事に指示され公文書を隠蔽した、秘書も関わっている」と持ちかけたことから始まっているが、知事や秘書は隠蔽指示を否定している。すると、総務委員会では「岡部氏の証言がスムーズなので正当性を帯びてくる」などと発言した議員もいたりする。
嘘もスムーズだと真実のように聞こえることは、良くあることだ。
選挙期間中TVでは、小泉首相が「郵政民営化で26万人の公務員を減らすことが、改革だ」「郵政民営化反対とは、その26万人の既得権歴を守ろうとすることだ」と演説していて、「ええっ?!」と思った。 雨の日も雪の日もバイクで郵便を届けてくれる郵便配達のおじさんたち、観光地駐車場で記念切手を自ら売っている所長さんたちなどを切り捨てることが、本当の改革なのだろうか? 郵便局は住民に直結したサービスを行っている場所であり、しかも、郵便局自身も努力し、人件費を含め郵政事業費には税金が使われていない。小泉さんは郵便局は税金を払わず優遇されていると言う、しかし、郵便配達のおじさんはちゃんと所得税だって住民税だって払っている。彼らを、既得権益の象徴のように言って、公務員減らしのターゲットにするのは、痛みを、弱い立場の者に向けて行く小泉さんらしいやりかただと言わざるを得ない。 既得権益を守ろうとして来たのは、郵貯や簡保の運用を族議員と一緒になって操って来た天下り官僚たちだ。このような癒着を許して来た体質にメスを入れずに、「まず郵政26万人もの公務委員を減らす事が、既得権益の排除に繋がる」と説明する小泉さんのスムーズな嘘に、だまされてはいけない。
国民が将来に希望を持てずにいる雰囲気の中、弱い者を切りすてることを、あたかも正義のように振りかざす小泉さん。ナチスは、国民の間に広がっている閉塞感を利用しユダヤ人をターゲットに正義を振りかざし、人々の心に取り入った。小泉さんのやり方を見ていると、日本がいつか来た道をたどり、戦争に進んで行くようで怖いという人もいる。
田中知事が新党「日本」の代表として、「公共事業を15%減らすなどと、数字のみを挙げて改革を唱えるのはおかしい」とTVで言っていた。「長野県では、入札制度の改革により談合をなくし80%の落札率にした結果として、公共事業費の削減を行った。公共事業のあり方や質を変えることだ」と言っていた。 田中知事の言うように、仕組みや制度を変えることが本当の意味での構造改革であり、ただ26万という数字を挙げ、これを削ることが改革だと高らかに言う小泉さんでは、国民の願う構造改革は出来ない。 小泉政権は、山間や離島の小さな自治体を市町村合併によって潰そうとしているが、これと同じことを郵政民営化で行おうとしている。行政の無駄を省くスリム化は必要だが、住民に直接サービスしているところから、人もお金もまず削ろうとしている。 比例区での結果を見てみると、今の政府のやり方に対する疑問の声は、やはり大都市ではなく地方に多いと感じた。
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