2005 年
10 月
3 日
カテゴリ:活動報告
働きかけ文書について<2>知事の意図をはき違えた?岡部氏
〜さわやか早苗日記357〜
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(前回の続き)公文書として公開対象になる働きかけ文書は、働きかけた相手にきちんと確認した上で作られるべきものだ。
働きかけ文書について、2003年の9〜10月にかけて問題になり、県議会で質問もあったりしたため、知事部局では働き掛けに関して、きちんとした基準を作っていこうとしていた。これを(百条委員会のきっかけをつくった)岡部氏が、当時の経営戦略局の中で担当していて、2003年の10月4日には市長会と町村会に岡部氏は働き掛けの要綱の説明に行ったりしている。 これは、先の百条委員会の知事喚問での証言にもある。
さて、知事後援会元幹部による県営下水道事業改革へのを働きかけと、働きかけの記録文書が破棄され公開されなかった件で、果たして、その働きかけ文書は、私が自分の経験から問題にしているように、元幹部に確認の上作成されたものなのか? 作成した下水道課長や公社の職員の話からすると、おそらく確認されたものではないようだ。文書が作成された当時は、まだ働きかけの記録についての基準はなかったとしても、もし、これが公開されるものなら、働きかけた元後援会幹部に確認の連絡があって然るべきものだ。そうでないと、役人によって一方的に書かれたものが公開されることになってしまう。
下水道改革への提言や働きかけの趣旨、つまり、県内業者が県営下水道維持管理業務を受注できるようにすることは、田中知事になる以前から県議会でも取り上げられており、そのこと自身には何の問題もないことだ。後援会の元幹部も、業界の言ってみればリーダー的な役割で、業界を代表して他の業者より積極的に働きかけたわけで、個人的なことを働きかけたわけではない。だから、働きかけそのものは隠すようなことでもなく、記録の文書も、きちんと相手に確認さえすれば、公開しても何ら差し支えないものだったはずだ。 私が思うに、田中知事も働きかけたことそのものを気にかけたわけではなく、記録文書が相手、つまり元後援会幹部に確認をとった上で作成されたものなのかを、当時、担当していた岡部氏に、「働きかけ文書の基準づくりを含め、そのことと絡めて、この公開請求をどうすべきなのか、対処して下さいよ」と言う意味で、「きちんとチェックして下さい(総務委員会での知事証言による)」というようなことを言ったのではないだろうか。 なぜなら、基準づくりが行われている最中に、もし、下水道関連の働きかけ文書が相手に確認されることなく公文書になってしまったら、確認無しでも働きかけ文書として公開対象ということになり、それこそ県民にとっては役人天国、官尊民卑になってしまうからだ。
残念ながら、岡部氏はその知事の意図することがわからず、知事後援会幹部からの働きかけだから公開されたら不味いと勝手に思い込み、文書を破棄したり燃やしたりすることに躍起になってしまった。なぜそういうことをしてしまったのか?部下から言われて慌てた下水道課長のメールから勘違いしてしまったのか?住基ネット担当から外されて何とか知事に気に入られようとしたのか?あるいは、すでに知事を恨み陥れようとしたのか?これは、岡部氏が自分自身の心に聞いてみるしかない。 いずれにしても、当時、岡部氏は公務員として働きかけ文書のきちんとしたルールづくりをすべきだったのであり、それは県議や首長たち公職にあるものの働きかけだけではなく、県民と職員の間で話し合いがなされた時にも必要なものであったはずだ。岡部氏は参事と言う職員の中では重要な指導的立場にあったのなら、きちんとそれをやって欲しかった。
百条委員会における田中知事の証言要旨 |
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