2005 年
12 月
14 日
カテゴリ:活動報告
岡部氏のスムースな証言に隠された嘘と、百条委員会の行方2
〜さわやか早苗日記369〜
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(前回の続き)百条委員会はどうなるのか。 林奉文議員や石坂千穂議員等は、知事後援会しなやか会の飲食費負担問題で、田中知事が公職選挙法違反に問われるのではないかと心配している。 昨日の県議会・警察委員会で石田治一郎議員が「百条委員会の調査対象となっている飲食費負担問題で、捜査権で期待する面も多いのではないか」と質問した。
飲食費負担は、知事が長野県の改革のために政策等を学ぶ活動を支える目的の会合費用を負担した、あるいは、県職員が知事の任を受けて人事案等を検討する際に借りたホテルの代金を、県費で払うことができないため、しなやか会が負担したものだ。 支払ってもらった対象者の中に長野県人、つまり有権者が居たからといっても、決して、公職選挙法で言うところの『選挙に有利になるように』という思惑で、支出されたものではないことは、内容からして明らかだ。
林議員や石坂議員は、しなやか会の勘違いで費用負担をしていたが、お金も返金されたのだから、間違いであったと訂正すれば、何にも問題のないこと、そういう勘違いは、経験の浅い政治家や政治団体には良くあることなのだと言う。 先日、議長や元議長など県議数人が政務調査費を不正に使用したとして、市民に告発された。親所有の建物を事務所として借りたとして政務調査費で家賃を支払っていたり、空出張の旅費に政務調査費を充てていたためだ。指摘されるとすぐに、県議らはこの政務調査費の当て方は間違いでしたと、別の名目に変えて処理してしまった。政務調査費の使い方に不慣れだったため、あるいは、事務方のミスで、本来充ててはいけなかったものに充ててしまったということか。 『何でも、誤ったら訂正すれば良い』、それで許されるのなら、県民は愚弄されている。
林議員たちは、「勘違い、訂正する」ことを田中知事に勧めるようだが、「勘違いであったと訂正すれば公職選挙法違反から免れる」というのは、なんだか、「県議の政務調査費不正使用も訂正すれば済まされる」という件と、『誤ったら訂正すれば良い』という点で似ている。 ただし、違うところがある、その目的である。しなやか会の場合は、公職選挙法で問われる選挙を有利に導く目的は微塵もないのだから、悪気はなかった。しかし、県議の政務調査費の件は、不正を承知の上でやっていたことだ。『何でも‥‥良い』ということではないはずだ。 しかし、悪気があった行為ではなくても、もし、訂正すれば、県議と同じ行為をしている、同じ穴のムジナだと言われる。
田中知事は、百条委員会で予想される公職選挙法違反をかわす為の、「勘違い、訂正するように」のお勧めに『うん』と頷くだろうか? 「県政改革が目的であり、選挙を有利にする目的でないもの」を、利害関係者が多数決で決める不条理な百条委員会からの告発を受けて、県警が知事を逮捕し、県民がお払い箱にするなら、田中知事は名誉の勲章をもらった気分で新たな船出をするのではないか?と、私は思う。 なぜなら、田中知事は地位や権威にしがみつきたい人ではないからだ。田中知事の物事にかける強い意志は、誰もが認めるところだ。長野県民が必要としなくても、他の人が必要とする。必要とされるところで自分を活かせば良いだけの話だ。
それにしても、17日の下水道課長の証言訂正により、「9日知事からの特命を受けてはじまった隠蔽工作」という岡部証言が崩れたときに、300万円の県税を投入されて開かれた百条委員会の意義はどうなるのだろうか?すべては、この岡部氏の発言と、それをスクープした信毎記事から始まったことだ。
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