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2008 年 1 月 19 日     カテゴリ:活動報告
アンケート調査した父母の思いは門前払い?県民をなめている知事
〜さわやか早苗日記469〜
 昨日(1/18)の定例知事会見の場で、「浅川ダムの再調査についての要望書を受け取っていただけませんか」と、浅川ダム建設予定地の再調査を要望する会(代表・杉山昭生氏)が、村井知事に質問をした。
 このグループは浅川沿いに暮らすこどもを持つ父母たちで、浅川ダム予定地の地盤と地質の再調査が必要かどうかについて、アンケート調査を行った。昨年12月20日から年末にかけて、浅川沿いの390軒にポスティングを行い、はがきに答えを書いて投函してもらうという方法で、現在までに121枚が回収された。
 調査によると、「浅川ダム予定地の不安」があるか、どうかという質問に対して、90.1%が『不安がある』と答え、『不安ない』の9.1%を大きく上回った。
 また、「ダム建設予定地の再調査」について必要か、不要かという設問に対しても、88.4%が『必要』と答え、『不要』の10.8%を大きく上回った。なお、中には「不安があり、そのようなダム建設はやめるべきで、調査は税金の無駄遣いになるから、再調査は不要」という意見もあった。

 浅川ダム建設予定地について県が実施した地盤調査は平成8年で終わっており、今回村井県政になって再びダム建設を決定する際、再調査は行われていない。しかし、先の中越沖地震の柏崎刈場原発被災問題で、被災後に行われた最近の調査では、新たな活断層が判明し、過去に活断層について過小評価されていた点が指摘され、1つの断層だけでなく断層群という観点での検証が必要という報告があった。
 浅川ダム予定地についても、最新の調査水準に沿った調査をしてほしい、こどもたちの将来に禍根を残すことのないようにしたいと考えたお母さんやお父さんたちは、まず、同じ思いの方たちがどのくらいいるのかを調査した。
 その結果、回答を寄せた9割もの人たちが、ダム予定地の地盤や地質に不安を持っていいて、予想以上の多さだった。そこで、これをまとめて知事に直接、『再調査と結果についての詳細情報の公開』を要望しようとた。

 私は昨年から、「アンケートの結果によって、知事に要望したいがどうすれば良いか?」と相談を受けていたため、要望することが決まった今年1月初旬に、秘書課に趣旨を伝え、父母とと知事との面会を申し込んだ所、「ようこそ知事室や、車座集会で行ってほしい」と断られた。「予算の査定に間に合うように、要望を行いたいということです」と再度申し込んだが、「議員の紹介では会わない」という答えだった。
 ”議員の紹介でだめ”というなら直接に申し込もうと、お母さんは何度か秘書課に出向いたが、「1000人に面会を申し込まれたら、知事は全員に会わなくてはいけなくなる」というような理由で断られたそうだ。
 私の方もその間、20年度予算への提言を知事に行なった際に、直接「お母さん・お父さんたちに会っていただけないか」と尋ねた所、知事は「議員から紹介だと責任ある答えをしないといけなくなるから(??)会えない」というようなことを言った。
 そこで、今日の知事会見の場で、お母さん・お父さんから、知事に直接、要望書を受け取ってもえないかと質問するに云ったたわけだ。

 知事会見の場で、まず「趣旨を伝えお会いしたいと、5回秘書課に伺ったが、お目文字がかなわなかった。なぜ会っていただけないのか?」というお母さんの質問に対して、村井知事は「ある方が同席されたいということで申し入れがあった」「その方のお立場から、もうちょっとお考えいただいた方が良いかなと考えた」「ようこそ知事室を用意しているからそちらでと返した」と答えた。
 私は同席したいと秘書課には言っていない。私が同席するかしないかは、父母たちの判断であり、私の決めることではない。仮に知事との面会がかなったとしても、申し入れを行うのは父母たちであり、私は取材側に回るだろう。これまで田中県政においても、私は終止そういうスタンスできた。
 会見場でのいきなりの質問で、慌てたのかもしれないが、村井知事のとっさに人のせいにするような答え方は、まずもって責任者らしくない。また、知事の言う「その方のお立場」とはいったいなんなのだ?私は思わず、「あなたが20年間やってきた(国会)議員のときの姿勢と、私の姿勢とは180度違う」と、言ってやりたくなった。

 次にお父さんの「アンケートの結果と、ダム予定地の地質再調査や結果の情報公開の要望を受け取っていただけないか」という質問に対して、村井知事は「土木部や秘書課に出せば、その司々で私に見せるかどうかを判断する。」「たとえ部で判断して答えたことでも、責任は私が取る」と答え、あくまでも、この場で受け取ることを拒否した。目の前にいる県民の思いを、まずは受け取ることぐらいはすべきである、予想通り知事は受け取らない。
 これは、すべての場合でそういうことなのか?それが知りたくて、一人記者から別件で質問があったあと、私は「インターネットで県政について書いている、表現者の立場で質問したい」と断った上で、質問をした、「県に代わって県民がお金と労力を使いアンケートを行った結果をもって、知事に要望したいということだったので、私としては秘書課に数回申し込んだ。また、私が同席したいと言ってはいない。『県議の紹介で県民に会うことはしない』という答えだったが、今後他の件で別の県議から県民、あるいは県民の団体との面会の申し入れが会った場合、どうされるつもりか?」と聞いた。
 知事は、いけしゃあしゃあと、「ケースbyケース」と答えた。
 そこで、「県議の紹介でだめならと、県民が直接申し込んだが、これも1000人の申し込みにいちいち応じられないと言われ、断られたと聞く。私とて知事に会いたいという要望を受け、すべて面会をお願いする訳ではない。県民が県に代わって努力されたことなので、お願いしたのだと、申し添えたい」「私が議員になる前、松糸道路の件でアンケート調査を行った際、結果を土木部長に手渡したいと申し込んだ所、断られ、やむなく現地機関に提出した。添えた質問状に対して、こんなインチキなアンケートには応えられないというような回答だったが、1月後、田中県政になり再質問状をつけて提出したところ、今度は貴重なアンケート結果を参考にしたいという答えが返ってきたことがある」「今回、要望書を部で知事に見せるかを判断するのではなく、知事が直接見ていただきたいが、いかがか」と質問した。
 これへの知事の答えも「ケースによる」というものであった。要するに、都合の悪いものは、はなから門前払いということだ。

 住民アンケートの回答欄には「村井知事に代わり、十分な議論・説明がないままダム建設が決定されたのは、納得いかない」「調査が10年前以降に行われていないのは驚きました」「どうせ市民が再調査を要望してもだめだろうとあきらめの気持ちが一杯です。この会により調査をきちんとしていただくことを、切に願います」というような。切実な思いがたくさん記されていた。
 このような、県民の声を直接聴こうともしない村井知事は、完全に県民をなめきっている。以前の「おきき置きだけはする」というポーズも、今は「きくことさえもしない」スタイルに代わってしまったようだ。


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