2003 年
8 月
11 日
社会衛生委員会で初めての現地調査
〜さわやか早苗日記90〜
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県議会の社会衛生委員会で初めての現地調査がありました。伊那合庁で上伊那広域の社会福祉、衛生、労政の業務に付いて説明を受けたり、駒ヶ根病院と西駒合(障害者施設)の改築に関する陳情を受けたりしました。 その後、伊那中央行政組合の5市町村が運営する伊那中央病院へ。建替えられ4月にオープンしたばかりの病院は病室も廊下もゆったり、CTなど検査機械も最新式、駐車場は1000台分など、ついつい南安曇郡住民の私としては豊科日赤病院と比べてしまい、上伊那の人は良いなあ・・・と思ってしまいました。 また、この病院が災害時の拠点になるようにと、免震システムの建築構法で建てられたり、屋外には住民避難用の広場があったりしました。ただし、建設や設備など全体総事業費は200億円で、やはりお金はかかっています。でも、これが高いかどうかは、そこに暮らす人々が何に税金を使いたいかで決まります。また建物の立派でも本当に良い医療が受けれれるかどうかは、視察ではそこまで分かりません。 次は精神科の県立駒ヶ根病院へ、伊那中央病院とは対照的な古い施設、20年以上も入院されている方もいらっしゃるそうですが、施設環境は良いとは言えませんでした。とはいえ、コンクリートの近代的なビルではどうかな?、木の建物など、ふつうの家にいるような感覚で暮らせる方が、安らぐのではなどと思いました。ストレスの多い現代社会では、精神面でのケアも大切、でも日本社会においては、この部分は一番おくれているのではないでしょうか。 西駒郷では施設の老朽化と、ノーマゼーションの考え方のもと「障害を持った方たちが地域で暮らせるようにする」ことを長野県は今後目指すということで、縮小と改築に向けた取り組みが始まっています。地域の中で暮らすためのグループホーム建設等への補助事業が行われていますが、しかし、日中過ごすための通所授産施設や共同作業所などの充実のための補助事業はまだまだこれからのよう。 例えば、穂高町の間借状態の共同作業所「わたぼうし」も、町が新築しようと2年前から県にその意向を示していても、県からの補助の返事がもらえず、またハードルの高い指事しかしてもらえずにいるのも、結局、日中過ごすところまで手が回らない現状があるから?地域で暮らせることを目指すなら、その地域にあった、その地域の住民意志を尊重したきめ細かい援助を、県や国には望みたいと思いました。
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