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2003 年 11 月 14 日    
建設業界との意見交換、「本当のこと」の実現を目指している人
〜さわやか早苗日記149〜
 午前中、土木住宅委員会・中信地区視察で建設産業関連団体との意見交換が行われ、オブザーバとして参加させてもらった。
 低価格入札のもとで人員も大幅に削減しているが、資格不適格が入札している現状のため問題がある、応札時の資料提出の義務づけやその公開、落札審査結果の公開など不正抑止のためオープン化を図って欲しい。
 プロポーザルによる新しい選択方式は評価するが、選択基準が曖昧で最終的には感情で決めており基準を明確に、又、本来プロポーザルはチームや人を選ぶという意味、しかし実際には実施設計案を求めており作成には費用もかかる、これはコンペディションであるから参加報酬がないのはおかしい。
 受注後の検査や書類作成が膨大の上、法律や規制でがんじがらめになっている、表面的な競争を進めるばかりでなく、企業努力の場を与えてもらえないとこれ以上価格を下げられない、低価格状態が続くと長野県で培われてきた技術が維持できなくなる恐れがある。
 相手方に努力を求めるなら、発注側(県)にもそれ以上の努力が求められていると感じた。

 午後は先日社会委員会視察でお会いした、障害者通所授産施設「ふっくら工房ふるさと」を運営する高水福祉会の常務理事・福岡さんの話を聞いた。福岡さんは長野県14人の障害者支援コーディネーターの一人、県の障害者自律支援室にも週に何度か来られているそうで、視察では少ししか話が聞けなかったので、私のほうからお願いした。
 長野県は長い間、障害をお持ちの方を施設に入れる政策をとってきて、また多くの親も自分の死んだ後の不安から入所を望んできました。しかし好きで施設にいたいわけではなく、障害者にとっても親にとっても、本当は地域の中で支援を受けながら暮らせることが一番の夢。
 福岡さん自身もこの願いを持ちながら障害者支援の仕事をしてきましたが、田中知事になり、この「本当のこと」を追求しても良いのかな?と思える様になったとのこと。
 長野県は脱施設を目指し地域で暮らすためのグループホームや授産所などの昼間の拠り所をつくり、障害者も地域住民と互いに支え合って暮らすノーマライゼーションの考え方を実現しようとしています。また長野県での成功は日本中から注目されているとのこと。
 田中県政になり、今まで不可能だと思っていた「本当のこと」の実現を目指している人たちがいることに、喜びを感じた。


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