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2003 年 12 月 15 日    
再び感情論の救急医療意見交換会に、住民からの喝!
〜さわやか早苗日記 169〜
 県議会は委員会(後で報告)。夜は松本合同庁舎で行われた「救急医療に関する特別委員会」意見交換会に。前東海大救急救命センター所長の澤田委員長が、中信地区の救急救命センターを信大に置くか相沢病院に置くかだけに留まらず、「長野県全体の救急医療のあり方」について会場からの意見を求めた。
 11月12日に開かれた交換会は主に医療関係者からの意見を聞いたので、今回は一般住民から聞く目的で開かれた。それなのに、また松本医師会や大北医師会の方々などが発言、「県外や松本地区でない委員に何が分かる」「県民に、救急医療のあり方についてアンケートで意見を聞くと言うが、皆が聞いてほしいと思っているのは、信大か相沢病院かということだけだ」「こんな会を開いたって、住民が来て意見を言うはずない」とまくしたてる。12日と同じ様相(日記参照)になって来た。
 相変わらずの県民無視に、私はまたまたあきれ、我慢できずに手を挙げた。「前回、私は、これからの医療のあり方についての素晴らしい提案が会場から熱く語られると期待し来たが、感情論ばかりでがっかりし、医者に対するイメージがダウンしてしまった」「ここ2年の間に知人が2人、心筋梗塞でそれぞれ別の病院に救急車で運ばれ、一人は問診中に強い発作が起きて亡くなり、一人は健在だ。穂高町に住んでいる私や夫にこのようなことが起きた時、どこの病院に行けば良いのかとても心配でいる」「住民にとって、こういう場で意見を言うのは勇気がいる。医者に生意気なことを言ったら、自分が病気になった時ちゃんと見てもらえないのではないかと、そんな風に思う程、患者の立場は弱いものだ。それをよく理解して欲しい」と話した。
 すると、医師会の立場を理解するように、議員として医療現場の大変さを見に来いと言う。本当に、医者というのは偉い立場にいるので一般住民や患者の気持ちは理解できないのかと悲しくなる。
 後半、会社員の若い男性が「前回も聞きに来たが、低レベルさにあきれる」と私と同じことを感じていると発言。木曽の保健婦さんからは「小さい村では救急車で運ばれ見てもらった後家に返され、次の日に容態が急変ということがよくあり、年よりは皆あきらめている」と報告。やっと、そういう意見が聞けた会になって良かった。
 帰りに外で、若い医師に声をかけられ立ち話。彼は「信大はこの間まで癌センターに救急医療をやらせてたのに、独立法人化に向けてか、急に救急医療の設備を整えた。しかしそれだけで救急医療は担えない。看護体制などを考えた時に信大ではどうかと思う」と言う。こういうちゃんとしたお医者さんがいて、ホッとした。本当は立派な医師は沢山いる、なのに**会という組織になると、なぜ集団の利益しか主張しなくなるのだろう。


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