2003 年
12 月
27 日
「柄でもない」本物の二人、本物の餅つき体験1
〜さわやか早苗日記176〜
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田中知事の手術も無事終わり、すでに歩行訓練も始めたとホームページにも載っていてホッとしている。 入院される数日前、田中知事は現代美術作家の草間弥生さんに学術芸術文化功労の知事表彰を渡しに、東京のアトリエをおとずれたそうだ。知事になる前から草間さんのファンであった田中知事は「お互いに柄でもないけれど」と言って表彰状を渡したとか。 草間さんのポップアートはアメリカで花開いた。日本では前衛すぎて理解もされないし、価値も認められなかったが、アメリカで有名になったことにより、いつものことだが、日本人は草間さんを認めた。逆に、日展などで有名になった作家は、海外では何も評価されていないことばかりだ。作品の良さやすぐれた芸術性ではなく、日本の美術界は政治の世界と同じで、ピラミッド構造の中で評価がなされているからである。 松本市に145億円もかけてオペラハウスのある立派な市民会館を建設中の有賀松本市長は、これに先立ち、何十億もかけたであろう松本市立美術館を建て、松本出身である草間さんのアートを展示した。 田中知事はこのような箱ものは造らない。しかし田中知事は文化や芸術を愛する本物の心を持っており、またそれと、表彰されたり勲章をもらうこととは実は何も関係ないことを、田中知事も草間さんも知っている。だから「お互いに柄でもない」のである。 私が松本市立美術館を訪れたときの印象は、建物の部分部分の主張をつぎはぎしたような、なんと落ち着かない建物だろうということ。建てた人は本当に草間さんのアートや文化を慈しむ心があるのだろうか?私にはその心と、多くの税金をつぎ込み箱を造る心とは反比例しているように思える。 田中知事は前衛的に「当たり前のこと」を実行しているので、これまでのピラミッド構造の中にいる人々には理解できない。これは、草間さんの前衛芸術がなかなか日本で評価されなかったのと似ている。
今日27日は、私の企画で体験学習会「安曇野の農家で、本物の餅つき体験をしよう」を、三郷村の専業農家の細田さんに講師になっていただき、細田さんのお宅で行わせていただいた。 明日が餅つきなので今日は夕方おじゃまし、臼や薪の用意と、餅米洗いをした。県経営戦略局が企画した観光戦略特別講演会で聞いた講師の藤澤安良氏の話の通り、臼を納屋から運んできて洗うことから始めさせてもらった(写真)。よくある体験は餅をつくところだけ、疑似体験である。本物体験は準備から後片づけまで行う。 準備はすぐに終わり細田さんご夫婦のお話を聞いた。細田家は趣のある古い農家にお住まいで、細田さんで10代目になるそうだ。ご自分の田圃以外にも、借りた田圃で低農薬栽培の米を作り、全て自分で販売、他にソバや大豆も作っているそうだ。また近所の家が米を作る際、作業の手伝いを依頼され行ったりもしている。小柄だが明るく楽しい、いかにも働き者という感じの細田さんだ。 餅つき体験をさせていただくことになった経緯は下記をクリックしてご覧下さい。
本物の餅つき体験をしよう |
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