2004 年
1 月
10 日
中信地区廃棄物検討委員会施策部会に、ちょっと??
〜さわやか早苗日記185〜
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中信地区廃棄物検討委員会施策検討部会が松本合同庁舎であり、傍聴。ワーキンググループから「一般廃棄物減量化促進のための施策提案」が報告され、生ゴミと事業系の廃棄物に絞って減量化を進めていく方向が確認された。この減量化提案そのものは、委員の皆さんが苦労して作った素晴らしいものだと私は思う。 ただ傍聴していて、私にはこれで良いのかなと思える場面があった。 まず提案では、堆肥化という地域内での生ゴミ処理の他に、将来に向けて技術研究する必要があるとしている。しかし、ディスポーザー処理(生ゴミをカッターで切り刻み下水道に流してしまうもの)について、委員の一人から「水を汚す」と反対論があった。これに対して一人の委員から「ディスポーザーでも、終末処理によりバクテリア分解、水は浄化され、汚泥はセメント骨材などに有効利用されている」という意見が出された。 しかし、このセメント骨材が問題であることは私の12月29日の日記に書いたとおりである。鉛などの危険な重金属が含まれているエコセメントで、1t60000円以上もの税金を投入しながら、日本中を汚染しかねない。このような議論は委員からは出てこない。 また、プラスチックリサイクルの話題になり、「資源として分別回収されたプラスチックはどうなっているのか」という質問が委員からあった。事務局側から「プラスチックの油化技術は上手くいっておらず、いまのところ製鉄の際に重油の代わりに溶鉱炉にプラスチックを入れる、コークスを作るときにも同様に使うのが主流である」と説明、これは間違ってはいない。 しかし次、「穂高広域で分別回収されたプラスチックは全てリサイクルされている」と、穂高町長が説明、これは違う。私が見学してきた県内3社のプラスチックリサイクルの工場の内の一つでは、70%を原料化、原料化できなかったものは、豊田村の最終処分場で焼却もしくは埋め立てると言っていた。なお、減量化率の基準は45%とのこと(12月24日の日記参照)。 「全てリサイクルされているので安心して」と言いきる町長は知らずに言っているのか、それとも・・・。これに対しても委員から反論なし。この施策検討部会の会議録は全て公開されるが、この議論では、県民には真実が伝わらないことになる。
そこで傍聴者から意見が求められたときに、私は上記のことを述べ、更に「プラスチックリサイクルで作られる擬木も、溶出実験がきちんとされておらず、国営公園の手すりなどとして使われ自然環境汚染を引き起こす恐れがあると指摘する意見がある。現行のリサイクルは必ずしも良いとは言えず、ごみの減量化は、出口で抑制するしかない。それには産業界に責任を課す必要があり、それを行っているドイツでは企業が努力している」と意見を言った。 少ない傍聴者の一人が拍手してくれたが、委員長は「そういうことはわかった上で・・・、今できることを」と言った。
施策検討部会終了後、南安曇歯科医師会新年会があり出席、そこで平林町長も「北山さんが言ったことは2年も前から出されていて、その上で今の検討が行われている」と言う。ということは町長は、プラスチックリサイクルのことは知っている上で、分別は意味がないと住民に思わせないために「全てリサイクルされている」と言っている、真実をうやむやにした政治的判断?(続きは明日)
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