2004 年
1 月
28 日
漏洩事件を論じる議会運営委員会中、全会派一致で行われた茶番劇
〜さわやか早苗日記195〜
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今日は、来年度長野県で開かれるスペシャルオリンピックス(世界中の知的障害の方達のオリンピック)について、県社会部障害福祉課へ聞きに行った。他の件でも担当部局に聞いていたら、議会事務局の方が「急遽議会運営委員会が開かれるので、無所属としてオブザーバで出席して欲しい」という。 3時半に議会棟会議室に行くと、宮澤敏文・議運委員長から、議会における「公文書公開請求者の個人情報流出」の件について集まってもらったと説明があった。(流出の問題点などについては、私の1月20日の日記「公文書請求者名・議会漏洩事件を県民は忘れてはいけない」を参照)
議運では、最初に小林実・県議会議長から、経過や今後の対応についての説明と、県民の議会への信頼を失ったことについて、議員に対してお詫びがあった。対応は「請求者に関する情報は明らかにしない」「請求書複写禁止マニュアルを作る」「事務局職員に厳重注意などの処分を行った」など。 そして、議長は「私にも処分があるべきと思うが、いかがしたら良いか議運で協議して欲しい」と言った。すると、緑新会の寺島議員が「議長は丁寧に説明された。この件に関して速やかに検討され、名前を漏洩された請求者のところに自ら出向き陳謝した。議長としては望ましい行動をし、本人も十分反省している。議長のとった行動は素晴らしく、処分はいらない」と言う。 これに対して委員長が「他の意見はありませんか」と言っても、自民党や、知事与党を掲げるトライアルしなのをはじめ、どこの会派からも意見はなく、「全員一致で処分なしということでご了承ですね」と委員長が言い、議運は終わった。 記者席からは「おかしい!」と声があがり、私もこの茶番劇に怒りを感じた。 私は無所属であり、議会運営委員会には無所属の中から一人代表でオブザーバ出席できるだけ。しかも発言したい場合は前日までに委員長に届け出ないといけない。今日は急遽あった議運なので、発言も許されない。勿論、オブザーバ出席なので決議への参加権は無所属にはない。 だから私は、茶番である今日の議運の決定に加わっておらず、だからこそ決定後でも、その決定に対して堂々と意見を言って良いのである。この茶番劇には県民の声を代表して、私は大いに文句を言いたい! 「議会は漏洩に対し、職員のせいにして処分を下し、小林議長や、漏洩に荷担した緑新会の下崎議員には何の処分も下さなかった。こんなことが許されて良いのか、県民は大変不信感を持っている。小林議長は本当に謝罪する気があるなら、自ら所分を決めるべきだった」
案の定、私の所には、この日に外部監査員から報告のあった、旧県政会の政務調査費の不適当な支出に対する怒りの声と合わせて、漏洩事件の議運・茶番劇に対する疑問の声が、電話やメールで沢山寄せられた。 議会という世界では、一般県民の感覚は通用しないらしい。私は今日ほど自分が「自由にものが言える無所属でいる」ことの意義を感じた日はなかった。 同時にこのような議会に対して失望した。私は一県民が議員になっただけという立場で議員になり、それを貫きたいと思っているが、県議会はそういう人の住む世界ではないのかもしれないと思い、議員を辞め、普通の世界に戻りたいとつくづく感じた。
(県民協働ネットの永井議員からは、ネット代表は風邪のため欠席なので、全会一致ではない。代理出席は慣例で認められず、議運の運営の仕方に疑問を感じると、次の日に意見が寄せられた)
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