2004 年
4 月
11 日
長野モデル枠『森の公園』事業の烏川渓谷公園創りと、市民会議
〜さわやか早苗日記238〜
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県営烏川渓谷緑地・第2次整備区域の整備や維持管理について、住民と管理者(県)が共に考えていくための市民会議の2回目が開かれた。その為に必要な、市民がつくる『森の公園』事業の長野モデル創造枠予算540万円が、2月県議会で無事とおった。(3/23の日記で書いた『せせらぎの自転車道周遊小路整備事業』否決の件があり、おもわず無事と書いてしまう) 市民会議には、現在30人ほどの市民が登録、今日の参加者は20人ほど。このような取り組みは県では初めてのため、日曜日にもかかわらず、豊科建設事務所、長野県庁からも職員が参加した。
始めに、昨年度エリア28haの約2/3を業者に依頼して間伐した現地を見た。間伐にあたっては、市民は森の専門家などから説明を受けた。放置されていた檜林や赤松林を針広混合林にする為の間伐や、ササ地に低木を育てる為のササ刈りなどが、メインで行われた。 まだ広葉樹などの芽吹きがなかった為か、間伐された森は隙間だらけで寂しいようにも見えた。そのため、見学後に感想を述べ合った時に、「背の高い木しか残っておらず、低木がないと寂しい、植林する必要はないか?」などの意見があった。県の担当者からは、将来の森のことを見据え、配慮しながら間伐したと説明があった。 ササを刈る際に、低木の子どもにあたるような小さな木があっても、切ってしまったかもしれない。しかし、もしその小さな木を残しながらササを刈るとしたら、業者には頼めない。グラインダーではなく、それこそ大勢の市民参加で、鎌でササだけ刈る必要がある。また、檜林は木の密度が混んでいすぎて低木はほとんどなかったところだ。間伐したところは、2、3年もすれば広葉樹の子どもたちで覆われる。それに、今は緑がないため、寂しいように見えるが、夏に来てみれば違う印象を持つだろう。
我が家も実は林の中にあり、敷地部分の狭い林を私は手入れしているが、1年放っておくと薮になり、それを残したい木、切る木とはさみで手作業やっている。1日やっていると、手はしびれるし、夏の暑い日などには頭がクラクラしてくる。市民参加で森をつくるというと、私のやっているこの作業を思い浮かべてしまうが、森が育つ様子を見るのは楽しい。 我が家の林は狭いが、そこに芽生えたいろんな種類の木を育て、林層も何重にもしたいという私の思いで、作業すれば良い。しかし、市民にはいろんな思いがあるため、市民会議がある。また、広い森を30人ほどの人数で、全て手作業をおこなうわけにもいかない。どのような形で森づくりを進めるのかも市民が決めていくことになる。 昨日は、座長を決めたり、昨年度の繰り越しで国から補助金が出る公園事業の一部(トイレ、園路整備など)が残っているため、その説明などで会議が終わり、具体的な事業や活動の決定は次回以降になった。月1回ペースでやったとしても、どうなっていくのかなあと、気が遠くなるような感じもしたが、考えてみれば、森とつきあうのはゆったりと構えることも必要だ。
国の補助事業は造る時にしかお金が出ない、造ってしまえば後の管理は県や市町村任せ。公園などは、当然お金がなくなれば管理もおろそかになり、人も来なくなる。ここは、将来にわたって、市民が親しみ創っていける公園になってほしい。烏川渓谷緑地はその長野モデルを、県として新たに創造する場でもある。 私は一市民として、また今は議員としても市民会議に関わり、見つめていきたいと考えるが、南安曇の県議での参加は私だけ、町村議は穂高町の稲田議員だけ。新しい創造の場なのにちょっと寂しい。県民会議にはいつでも登録可。(写真は見学中に現れたカモシカ)
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