2004 年
12 月
21 日
小さな自治体を切り捨てる議員は、議員提案をも人のせいにしたい
〜さわやか早苗日記330〜
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総務省会見室では、昨日2時から香山充弘・総務事務次官の会見が行われ、山口村越県合併について「改めて議員提案についてどう思っているか」という記者の質問に対して、次官は次のように答えた。 「越県合併というのは、当事者が4者おられるわけですね。法律上は、関係県と関係市町村ということで、関係県の1つに長野県ということになるわけですが、関係地方団体の意見を形成するというのは、知事お一人ではなくて、議会もということになります。で、法律上は、そういう案件については、県議会のほうにも提案する権限がある、これは当省としては明確な見解を持っておりまして、その旨、地元にもお伝えしておるつもりでありますけれども、法律論としてはそういうことになるということで、県議会としての提案は可能だということです。」
昨夜、議長と副議長が、知事に「合併関連議案の議員提出の可否について、知事部局として、総務省に見解を正せ」と迫っていた時には、すでに、県議会が自ら総務省に聞いてきたのと変わらない「議員提出は可」という見解を、次官は述べていたのだ。
知事が「議会の自立的判断で直接総務省に問い合わせて」と言う考えを一貫して述べているため、今日(21日)、県議会(あおぞらなどを除く)は総務省に議長代理の『特使』を派遣した。 総務次官の見解は発表されているのに、なぜそこまで県議会はこだわるのか? 聞くところによると、県議会総務委員会が総務省を訪れた時の、荒木統括審議官の口頭確認だけでは自信が無く、書面確認がどうしても欲しいと、長野県の某自民党代議士(**新聞オーナー)を通して総務省幹部にアポをとってもらい、越県合併に係る確認書を貰うため、自民党県議団の**議員を、議長は『特使』として遣わせた。
今日の午前中には、再び議長・副議長が知事室を訪れ、特使の派遣を知事に告げた。 その席でも、古田芙士議長は「『議会が確認したら』と知事が言ったから行かせた」とあくまでも、議会の自立的判断ではなく、知事のせいにしたい様子。 また、総務委員会が付託された議案や請願・陳情の審議をを先送りし、付託されていない山口村の越県合併の件にこだわり、県議会が延期になっているのだが、宮澤宗広副議長は「知事の思いで止まってしまったものが沢山あると」知事に責任転嫁。これには、古田議長も「まあ、話を拡大せずに」と遮った。
知事室で、議長と副議長は知事に「知事は議案を出さないのか最後の確認に来た、出さないと判断して良いか」と言った。知事は「議案を出す者は、自信を持って成立を望むのが基本」「より良い将来を考えた時に議案を出す判断に至っていない」と答えた。 昨日加藤山口村村長が知事室を訪れた際に「『平成の大合併』がなければ今のままで良い」と、国のアメとムチによる強制合併のためやむを得ず合併せざるを得ないとほのめかしたそうだ。
小さな自治体を切り捨てる、国の合併の本質に目をつぶる立場にたつ?議長と副議長は、「知事の方が調べてくれないから、『総務省の責任ある立場の人』の書面をもらいに行った」と言う。 あくまでも、越県合併の議員提案にあたって、総務省の書面が欲しい合併賛成議員は、誰かに責任転嫁し、自らの責任で判断したくないのではないか。 わざわざ公費で総務委員会で総務省に行き、議員提案は可能と聞いて来たのに、それを知事に確認しろと迫り、回答が無いと言って県議会を延期する。合併賛成議員は、県民不在の手続き論や押しつけ論で、混乱を招き無駄な税金を使っても、まだなお議員提案出来ずにいる。
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