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2005 年 2 月 20 日    
弱者や少数者、産業育成に配慮した来年度予算と議案説明へのヤジ
〜さわやか早苗日記354〜
 16日から県議会が始まり、初日は田中知事から平成17年度予算案などについて提案説明があった。
 36ページにも及ぶ説明は、「コモンズからはじまる信州ルネッサンス革命」をさらに推進するため、「優しさ・確かさ・美しさ」、「智性・勘性・温性」、「的確な認識・迅速な行動・明確な責任」に加え、「ばか者・よそ者・わか者」を改革のキーワードとして、職員や県民と共有して行くというものだった。
 次代を見通す尖った智性と勘性と思いやりのある温性の持ち主の「ばか者」がいる街には、しがらみのない「よそ者」が移り住んで良い刺激がもたらされ、街を愛する人々が「わか者」の心を取り戻して活動を始め、コモンズの再生につながると説明した。

 また、部局横断的な発想を重視して、17年度における県の施策を9つのフィールドに描き、従来の上意下達型や縦割り行政的な施策を越えて、豊かな県民益創設のための予算案だ。
9つのフィールドとは、
県内各地の地域から広がる活動と住民間のつながりを創る『絆』
川上から川下まで、持続可能な社会システムの基盤を創り、確かな信州を支える『環』
景観の維持、育成、地域づくりを進める『美』
誰もが住み慣れた地で暮らし続けられるコモンズの実現を進める『心』 
誰でも自分らしく成長できる信州教育を実現する『育』
経済活力と生活の豊かさを創る『創』
豊かな自然資源を活かし、基盤産業として農林業の充実を図る『郷』
観光交流空間を創造する『温』
誰もが安全に、安心して暮らせる社会基盤を守り、活かして、確かな信州を支える『基』
 厳しい財政状況の中でも、弱者や少数者に配慮し、また地場産業の育成と製造業、農林業、観光と健康・福祉、環境、教育を掛け合わせて( スリーバイスリー)新しい発想でのものづくりを更に進める施策など、きめ細やかな予算案になっている(説明全文は下記から)。
 
 さて県議会の方は、知事提案説明時の口汚いヤジは相変わらずだ。傍聴に来ていた方が、議場でわあわあ騒いでいるが、ハッキリ聞きとれないと言っていたので、紹介する。
「嘘つけ、何言ってやがるんだ、笑わせるんじゃねえぞ」(当たり前のことを当たり前に語り合える開かれた県政を目指す、と説明していた時。以下カッコ内は知事説明)
「おめえのせいだ」(国地方合わせた借金で、国家的破綻状態)
「なるわけねえじゃねえか」(田中県政による財政改革プログラムが実行されなければ、今年度に財政再建団体へ転落していた)
「しかし、くだらねえ文章考えたもんだな〜、てめえの頭溶かせ、題目ばっか並べんじゃねえよ」(過去を溶かし、現在を育み、未来を創る)
「何言ってやがるんだ、このやろ〜」(ばか者・よそ者・わか者)
「おい、その前に長野県でやってみろ、おめえ」(他の知事とも協力して、国へ具体的提言をして行く)
「おめえが行ってこい」(ブラジルに日本語教師を派遣)
「おめえがやめれば、もっと増えるわ」(林業の新規参入定着者が増えた)
「詐欺はおめえじゃねえか」(振り込め詐欺やヤミ金による消費者被害を防ぐ対策事業)
「完璧、自分に酔っている、このやろう」「おあい、3文小説家書いてんじゃねえぞ、獄中で書いてこい、獄中で」(山口村申請にあったっての無念な想い)
 他にも、聞くに堪えないヤジは数々ある。22日からは代表者質問が始まるが、うんざりである。

 ちなみに、自分の地域で行われる事業が説明されると、「(非々非々議員たちに向かって)すみません」「よし頑張れ、いいぞ、いいことも言うじゃねえか」と、照れながら喜ぶ、全くわかりやすい人たちだ。
平成17年知事議案説明要旨


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