2005 年
4 月
17 日
持続可能なドイツの戦略、天満沢川・現場復旧のための意見交換会
〜さわやか早苗日記371〜
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13日に、長野県地方自治研究センターが主催の政策学習会に参加し、原八峰氏による「持続可能な開発のためのドイツの戦略」という講演を聴いた。 次世代につけを回すことなく、経済的に効率的、社会的に公正で、環境に優しい開発を目指すというドイツの戦略は、単に環境保全や再生可能なエネルギー政策にとどまるだけでなく、農業政策、土地開発、国の負債の解消、教育、健康、種の保存など多面的なものになっている。 日本の温暖化防止の取り組みが、単に二酸化炭素の6%削減(1990年比で)という数値合わせに終始している結果、総排出量は増えているのに対して、ドイツの明確なビジョンを示した上での具体的な戦略はすごいと感じた。 日本では、たとえば、できるだけ燃やさない埋め立てないという廃棄物政策のために、廃棄物の処理を税金で行うのではなく、生産者責任としようとしても、ものが売れなくなる、外国と競争出来なくなる等の産業界からの強い反対で実現できない。 しかし、ドイツは大量生産、大量消費ではなく、自然に優しいものに投資することで経済が成長して行くような仕組みをつくっている。しかも市場刺激策も併用し、それをやれば得をする仕組みもついっている。企業優先ではなく、個人が優先される社会なのだ。 ドイツはエネルギー税を徴収し、年々徐々に引き上げているが、得られた税収は企業や労働者の年金負担を軽減するために使われていたり、生活保護政策も進んでいる。 国家が国民を裏切り、年金の負担は重く支給は軽くしたり、一部の人間の懐を潤すために莫大な借金をし、その借金を返済する為に多くの国民が犠牲になっているような、どこかの国とは違うなあと、つくづく感じた。
さて、私の3 月 20 日の日記に書いた、天満沢川頭首工工事で、地元住民や利用する住民に、何の説明もないまま、木が70m程にわたって全て伐られ、立派な堰を造る為に河道は掘り返され、素敵な散歩道や、天満沢が、見る影もなくなってしまった件で、住民の意見交換会を行うことになった。 工事のやり方については、住民の意見を事前に聞いて欲しかったと、事業発注者の穂高町に話したところ、その点は至らなかったことを認め、工事後にどのように現場復旧をするかについては、住民との意見交換会を持って欲しいという申し入れを、受けてくれた。 穂高町役場農林課から以下のように案内が来た。近くにお住まいでなくても、関心のある方は、ぜひお出かけ下さい。
**天満沢川頭首工災害復旧工事後の、現場復旧に関する意見交換会の開催について** (前略)皆様方にご心配をおかけしておりました天満沢川災害復旧工事も、後僅かで完了の運びとなりました。そこで、工事完了後の現場復旧をどのように進めたら良いか、関係者の皆様よりご意見をいただきたく、下記により意見交換会を開催いたしますので、ご出席いただきますようご案内申し上げます。 1. 日時 平成17年4月22日(金)午前10時より 2. 場所 天満沢川災害復旧工事現場**
また、天満沢川は県の管理する河川であり、災害復旧の際の工事の規模や工事のやり方については、県としてもきちんと検証する必要がある。また今回工事を行っている近辺の天満沢川では、水害で壊れたのは人工のものだけであった。自然の石や岩、木がある場所は殆ど削られたりすることもなかったのに、それを削って工事をした。 梅雨時や台風等で茶色の濁流になることは毎年何度かある。県としてはどう対処するのか。かといって、全てを人工の護岸にするようなことは絶対に止めてもらいたい。
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