2005 年
6 月
11 日
温泉の良さって何?ありのまま、ナテュラルな白骨温泉はいいなあ
〜さわやか早苗日記385〜
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穂高町の水道水は深さ100mの井戸からくみ上げている。原水は塩素消毒しなくても飲める水だが、水道として配水する場合は消毒が法律で決められている為、最低量の塩素が入っている。それでも他所と比べたら、穂高の水道水はとても美味しい。 美味しい水道水が飲める安曇野の住民の中にも、塩素入りでない水を求め、穂高町や周辺の湧き水をわざわざ汲みにいく人は沢山いる。そのくらい、ナテュラルなものは特別、貴重なものなのだ。
昨日は、あおぞらの林議員と宮川議員、私とで、白骨に温泉や表示制度をどう考えているか、旅館の経営者やお客などの話を聞きにに出掛けた。 白骨温泉は僅か4件の入浴剤添加の施設があった事が発端となって、マスコミで全国的に大きくとり上げられたため、入浴剤を使っていない真っ当な施設の方がずっと多かったにもかかわらず、白骨全体のイメージダウンとなり客足が遠のいてしまった。 全国至る所に温泉はあるが、僅かでも温泉成分が入っていれば、どんなに沢山加水してあろうが温泉と言っている所もある。そもそも1500m掘れば日本中何処からでも温泉が湧くという。白骨がきっかけとなって、全国的に「温泉とは、何なのか?」ということが問いかけられた 長野県では信州観光の大きな魅力は温泉であると、県独自の温泉基準 「安心、安全、正直」な信州の温泉表示認定制度を設け、信州の温泉は素晴らしいと、内外にアピールしようとした。しかし、制度が出来ても認定を受ける温泉が少ない。「レジオネラ菌対策の消毒基準等が国のものよりも厳しいからだ」というような記事は読んだが、どうなのか?
実は、白骨温泉でも、県の独自基準が示された時にいち早く11月に申請した。しかし、12月に審査基準が変わり、出て来たものは、白骨温泉のように源泉使用、かけ流しの温泉でも、循環式と同じように塩素消毒をするか、毎日掃除をするようにというものだった。 また、白骨温泉の成分は塩素を加えると有毒成分が出る恐れがあり、白骨温泉組合ではその検証と、塩素に変わる有効でかつ安価で使い易い消毒方法を県松本保健所に依頼したが、未だに返事はもらえていないと言う。 そこで、塩素を入れると来なくなるお客もいる、今は良くても後の事を考えた時に、苦しくても自然のままで頑張ってみたいと、県の認証制度は受けない事にした。 塩素消毒をしろと言う理由のレジオネラ菌は、循環式浴槽の循環器の中で大量に発生する。全国の温泉の7、8割が循環式だが、白骨温泉は殆どがかけ流し、自然に湧き出ている、歴史のある温泉だ。
私は県の認証制度って何なのかな?と思った。法で決められたものは守らねばならないが、他は『ありのままの様子』を知らせれば、あとは客が選ぶものだ。『ここはちゃんと知らせてますよ』ということだけを県は認証してあげれば良いのではないだろうか? 工業製品ならともかく、温泉は自然に湧出してくるもの、自然のめぐみは地域地域によって特徴がある。それを、一律に規制しようと言うのはおかしい。何かあった時に行政が責任を問われない為の制度?と思えてくる。それこそお役所仕事というものだ。 そもそも公衆浴場法を温泉に適用しようとしたり、ちょっとしか温泉成分が入ってなくても温泉と言えるような国の基準に対して、むしろ、長野県は『おかしい』と言って行くべきだ。千差万別、一つの枠ではくくれないものが温泉なのに、国と同じように全て一律にしようとしたら、信州の温泉の良さが失われてしまう。
入浴剤を入れていて問題になった公共露天風呂(写真はその入り口)に入ってみた。(続く)
「安心、安全、正直」な信州の温泉表示認定 |
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