2005 年
7 月
8 日
一般質問と私の報道被害<2>
〜さわやか早苗日記330〜
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(前回の続き)信濃毎日新聞のシリーズ『検証田中県政』に、『前松本地方事務所長が異動になった直接の理由は。南安曇郡の消防出初め式の際、知事を支持する県議に電子メールで知事に'通報'された』と書いてあった件で、記事の制作に携わった記者が議会棟の宮川議員のところにやって来て、「記事の内容に付いては、取材した先で確認した」と話した。私はこの記事についての取材は受けていない。
私は田中知事に問い合わせのメールを送ったあとから、前総務部長から、実は知事の挨拶文を、元所長が何の断りなく改ざんしていたものだったと伝えられ、驚いた。 また、明科町の消防団から、「出初め式の様子をホームページで映像ごとアップしたいので、知事の文書の代読なので許可が欲しい」と県庁に連絡が入ったそうだ。そのビデオの元所長の代理が読んだ祝辞でも、同じくコモンズが使われておらず、改ざんが証明される結果になったとのことだった。
信濃毎日新聞のシリーズ記事の最後には、「元所長は知事にもの申すまれな幹部」と賞賛されていたが、そのような方だったら、ぜひ元所長は、知事に「コモンズは使いたくない」と正々堂々と断ってから読んで欲しかったと思う。 しかし、断らずに改ざんしたと言う事実は、信毎記事には書かれていない。 また、私の出席した南安曇の4つの出初め式では、所長の部下の方々が代読したのであり、所長が代読と書かれた部分も事実と違う。
この記事を担当した記者の一人に、電話で私が「私に取材をしましたか」と質問すると、記者は「記事には北山と書いていない」と言った。しかし、「南安曇で知事を支持する県議は誰だと思いますか」と聞くと「北山」と答えた。 だれでも私とわかるような書き方で、私がメールで所長の行為を言いつけ'通報'したと、事実とは異なることを一方的に書かれたわけだ。私は、公開の場で行われたことをありのままに日記に書くことはあっても、職員個人について、知事に密告するメールを出したことはない。 このような、事実とは異なる報道により、県政がねじ曲げられて伝えられることに大変疑問を感じる。 また、新聞倫理綱領に寄ると、「報道は正確かつ公正でなければならない」「新聞は自らと異なる意見であっても、正確・公正で責任ある言論には進んで紙面を提供する」「報道を誤った時には速やかに訂正し、正当な理由もなく相手の名誉を傷つけた時には反論の機会を用意する」とある。 私本人に取材もせずに、一方的な取材で、しかも事実と異なる記事を書いた上に、宮川議員の質問にも回答せず、北山と書いてはいないと開き直る信濃毎日新聞は、この綱領に反している。
また、私は質問の中で「私が思うに、報道被害は、書く側が実名を出さずに、大きな組織や権利で守られているのに対して、書かれる側は実名を出されたり、あるいは、個人を特定出来るような書き方をされることで起きてる」「県内の新聞で、日頃から、書いた記者の実名を積極的に出している新聞も数社あり、責任ある報道という意味では歓迎すべきこと」と話したが、数社とは信毎ではなく、この部分は当然、県の報道被害相談窓口設置を伝える信毎記事に掲載されなかった。 更に、出初め式の挨拶のうち、『単に前例を踏襲するのではなく、県民の皆様の目線に立ち、お客様たる県民』という部分も、前所長によって削除されたことに、信毎『検証田中県政』記事は全く触れていない。 前所長が県民をお客様とは言いたくないことや、信毎自身がこの部分の削除に触れないことを、私は、自分が報道被害にあったこと以上に、悲しく、残念に思う。
6月県議会北山一般質問 |
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